２０１２ ＦＩＮＡＬ （Ｊリーグからのプレビュー）

　　　　　　ＡＣＬ出場権を得るのはどこのチームか？
　　　　　

　　　　　　Ｊ２へ降格するのはどこのチームだ。
　　　　　


11/28(水) Ｊ1リーグ戦 第34節：プレビュー

2012年11月28日（水）

ACL出場権、残留を懸けて、最終節も各地でドラマの予感

リーグ戦も最終節となり、第34節が12月1日（土）に開催される。前節で広島の優勝が決まり、注目はAFCチャンピオンズリーグ（ACL）出場権争い、残留争いへシフト。ACL出場権を狙うのは鳥栖、柏、浦和、名古屋、横浜FMの5チーム。残留を懸けた戦いに臨むのはＣ大阪、神戸、Ｇ大阪、新潟の4チーム。来シーズンに関わる大一番の結末は。

勝点50で7位の横浜FMは、ホームの日産スタジアムに同53で3位の鳥栖を迎え撃つ。ACL出場権獲得には、この一戦をものにした上で、他試合の結果を待たなければならない。優勝の広島、2位の仙台に続くACL出場権に王手を掛けている鳥栖は、初のＪ１リーグ昇格1年目での快挙を成し遂げることができるか。県立カシマサッカースタジアムでは鹿島 vs 柏が行われる。鹿島はクラブ史上初の年間二桁順位が決まったものの、名門のプライドを見せる戦いに期待。勝点52で4位の柏は、2年連続のACL出場なるか。浦和は埼玉スタジアム2002で名古屋とのホームゲームを戦う。ともに勝点52で5位と6位の対決。勝って3位浮上の可能性を膨らませたいのは、両チームに共通する思いだろう。

大阪長居スタジアムで開催されるのはＣ大阪 vs 川崎Ｆ。引き分け以上なら残留が確定する勝点41で14位のＣ大阪は、ホーム最終戦を6試合ぶりの勝利で飾りたいところ。8位の川崎Ｆは今シーズン初の4連勝で、賞金獲得圏の7位以上に順位を上げることができるか。勝点39で15位の神戸は、ホームズスタジアム神戸で広島との一戦に臨む。ホームゲーム6試合ぶりの勝利なら、自力で残留確定。前節、初優勝の感激を味わった広島は、FW佐藤　寿人に得点王の期待が懸かる。現在、22点を挙げており、鳥栖のFW豊田　陽平が19点と追い上げる。磐田がヤマハスタジアム（磐田）で顔を合わせるのはＧ大阪。9試合ぶりの白星を目指す磐田に対し、勝点38で16位のＧ大阪は何としても勝点3をつかみ、他試合の結果に命運を託すことになる。

勝点37で17位の新潟は、ホームの東北電力ビッグスワンスタジアムに札幌を迎える。仙台をアウェイで破った前節のように、粘り強い守り、効果的なカウンターアタックで、まずは勝点3の獲得が残留への絶対条件。札幌は連敗を4でストップすることができるか。Ｆ東京は味の素スタジアムで仙台とのホームゲームを戦う。現在は13勝6分14敗で、再昇格のシーズンを五分の星で終えたい。仙台は5試合ぶりの勝利で、大健闘のシーズンを締めくくりたいだろう。清水はホームのアウトソーシングスタジアム日本平で大宮と対戦する。9位の清水は、勝てば賞金獲得圏の7位浮上に望み。大宮も勝点3を手にすれば、過去最高の12位を上回る可能性が残されている。

最終節は全9試合が15時30分の一斉キックオフ。ACL出場権、残留をめぐる争いとも、各試合会場の得点ごとに状況が変化する。全試合の進行状況が一目で分かるＪリーグ公式サイトの試合速報をスタジアムで、あるいはテレビの前でチェックしながら観戦すれば、さらに興奮は増すだろう。

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Ｊ１の優勝チームは　広島　に決まった。ただ、ＡＣＬ出場権は広島・仙台。残り１チームは最終戦で決まる。
そしてＪ２降格のチームも札幌は決まったが、残り２チームはやはり最終戦で決まる。


そう考えると最終戦は大変な試合が行われることになる。


各対戦ごとのプレビューはこれから出てくるが、Ｊリーグ公式からはリーグ全体に関してのプレビューです。


１２月１日１３時３０分からのキックオフが待ち遠しい。