オイルヘッド

夢みたいなことがしたくて、だけどナントナクの日々。

それなら、なるわ

2006年02月20日 | アニメ
Rec。
3話まで、どれも楽しく観ました。
恩田 赤のカワイイ感じとか、やっぱり世間的には「萌え系」アニメ…なんですよね?
でも、僕としてはとてもそれだけには思えず、誠実な作風に心密かに打ち震えてマス。

とはいっても、やっぱり、酒井香奈子さんがとってもよいのは確か(*^_^*)。
なんていうのかな、しゃべり全体が「先読みできる一定の感じ」におさまってなくて、一言ヒトコト全部が、常にこちらの想像と違う、揺らぎのちょーっと先にいる感じです。
3話で松丸をはね飛ばした後のしどろもどろ、とかも絶妙でした。

そしてなんといっても、赤がオードリーを演じる時の声が素敵です。
「それなら、なるわ」…3話は鳥肌が立ちました、イヤほんとに。
赤はRecの中のキャラクターだけど、香菜子さん、いつかほんとうにオードリーの声をあてたら素敵でしょうね。
応援しています>酒井香菜子さん。

抑え気味の演出も、大人っぽくていいです。
もっといくらでも「オモシロおかしい流れ」にできるだろうに。必要なことをひとつづつ積み重ねて行くドラマ作りは、たった15分とは思えない手応え。毎回スッキリした充実感を感じます。
もちろん、それに応える作画の良さにも拍手を送りたく。

このまま全話、走り抜けてくれることを希望します。

Rec

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蟲師 14話と15話

2006年02月09日 | アニメ
第14話「籠のなか」第15話「春と嘯く」をまとめて観ました。

14話は、この作品特有のやりきれない寂しさ、のようなものが溢れる回でした。
5話「旅をする沼」で緑の髪の少女が、治水の贄となる短い回想シーンなどは、おもわず目頭が熱くなったものですが、今回もそういう感じでした。1人深夜のリビングでテレビに向かい、思わず「そんな…かわいそう」などとつぶやいてしまいます…(*^_^*)

15話では、すずがギンコに好意を寄せる感じがなんともいとおしく、もどかしく、懐かしい気持ちになりました。
昨今巷にあふれる「萌え」というヤツ、どことなく馴染めない別世界の話のようにも思うんですが、その一方で、一笑に伏すことも出来ない、中途半端な自分を自覚する瞬間があります。
すずの様子をみて感じたこの気分、これが僕が感じる「萌え」のいちばん根っこかなー。自分としてはかなり純真で懐かしい気分だったりします。

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蟲師に感じ入って

2006年01月24日 | アニメ
ひさしぶりに書きます。なんかジーンとしてるから。
蟲師、イイですね。
これまでに観たどんな作品とも似ていない。

ぐっとトーンを抑えた作画や説明っぽくないセリフ回しなんかも、イイ。カラーの墨絵…みたいな美術も綺麗だし、ともかく毎回30分、静かに観ることができる。

原作者の漆原さんという人はいったいどんな人生体験を持っている人なんでしょうか。
畏敬の念というようなものを、幽霊とかもののけとかとも違う、蟲に現して作品としているようですが、いったいどうして「蟲」なんてものに思いが向いたんだろう。

そうして、毎回、ほんのちょっと、深いところからジーンときて、泣かされるんだよな。

蟲師

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アルジュナ・新世紀悲鳴名盤

2004年11月30日 | アニメ
地球少女アルジュナの第1巻(第1話~3話)を入手しました!
歓喜。

僕はアルジュナの第4話「輪廻転生」が大好きなので、まずイノイチバンに第2巻を手に入れてました。
ですが、この4話を深く味わうためには1話から3話までの伏線が欠かせません。いくら気に入ってるとはいっても4話だけでは友人にも勧めにくい。今回1巻を手に入れたので、やっと友人にも紹介できるようになります。

アルジュナといえば、前代未聞の「説教アニメ」です。視聴者は毎回これでもかと思うほど説教されます。そんでまたこの説教が、いいんだな。
しかし、アルジュナでもうひとつ忘れてならないのが、そう!ジュナの悲鳴の素晴らしさです。
ひゃあああって悲鳴が、もう他では聴かれへん「新世紀悲鳴」なの。
先に入手した第2巻は戦闘シーンも少なめな、比較的スローなもので、悲鳴もそんなに多くない。
けーれど1巻は違う! 自らの運命に翻弄されるばかりのジュナが、あっちでもこっちでも叫びまくる!

いやもう、快感です…。

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