オイルヘッド

夢みたいなことがしたくて、だけどナントナクの日々。

なおった…かな?

2005年02月27日 | DR-MH35
先週末、2月19日(土)にビクターのサービスマンがやってきて、DR-MH35を修理(アップグレード)してくれました。
すったもんだで微妙な課題も残しつつ(笑)、それでも、とりあえず2月20日(日)のガッシュとレジェンズは無事に収録・再生できました!
今日、2月27日(日)朝に、もう一度、2番組の録画にチャレンジです。
2週続けて問題が起こらなければ、これは私のDR-MH35では、かつてなかったこと。
症状解消と考えて良いでしょう。

購入2日で初期不良

2005年02月16日 | DR-MH35
うちのDR-MH35、実は購入2日目から初期不良バリバリでした。

ホクホク顔でマシンを設置したのが土曜の夕方です。その晩は、操作を覚えたばかりの新品レコーダーでEPGを使ってワクワクしながら録画予約をして寝床に入りました。まるで遠足前日みたいでした。

翌朝、午前中の野暮用を終え、昼過ぎにレコーダーを起動してみると、録れてる録れてる…?
一覧に親子で楽しんでいる日曜朝のアニメ「黄金のガッシュベル」と「レジェンズ」のサムネールがありました。
クリクリッとカーソルをあわせていざ再生!

ところが、それきりカーソルが反応しなくなりました。あれれと思っているうちに、画面がビクターのスタートアップ・ロゴになって、LEDパネルに(なぜか)起動中を示す「LOADING」の表示が点滅し始め、やがて電源断…。
まだ、買って数時間も使っていない時のことですから、何が起きたのか把握できず、ただ呆然としてしまいました。

詳しく調べてみると、録画した「黄金のガッシュベル」のサムネールにカーソルをあわせると、つまりガッシュのファイルにアクセスしようとするとレコーダーが強制終了されることがわかりました。

さいわい、前日に購入したばかりの機体ですから、あれこれイジクリ回すより、初期不良として交換してもらった方が得策と考えました。購入店のヤマダ電器に連絡をとったところ、非常に丁寧かつテキパキした店員の対応で、持ち込めばその場で新品交換と言うことになり、その日のうちに交換してもらいました。

なんでそんなことになったのかなーと、やや不審に思いながらも、いちおう一安心。
それから1週間は何事もなく、年末のスペシャル番組などをガンガン収録し続けました。

そして次の週末…。
日曜朝の「ガッシュ」と「レジェンズ」の収録で、またもや同じ現象が発生しました。
まさかそんなことが!と思う気持ちもあったけれど、目の前のレコーダーは、何度やってもガッシュで「落ちる」んです。

その1週間の間、どんな雑なリモコン操作にも重複収録にもびくともしなかったレコーダーが、なぜ、2週にわたって同じ時間の同じチャンネルでエラーを起こすのか。この時点で「初期不良」…それもレコーダーOSあたりのバグだなと思い始めました。これは、ボディを交換してもらっても根本的にはダメだな、と気付いたのもこの時ですが、かといって放置するわけにも行きません。

またヤマダ電器に連絡をすると、同じ店員がキチンと対応してくれて、これまた即日新品交換となりました。
ヤマダ電器のこの対応ぶりはホントにありがたい話ですが、1週間録りためた番組を全部DVDに書き出すわけにも行きません。結局それらはあきらめて機種交換をしましたから、その気分的な寂しさは言いようがありません。
肝心のレコーダーのバグも、同じ症状が2台の個体で発生したわけですから、どうやら個体差ではない気配になってきたわけで、内心はちょっと深刻でした。

その後、頭をひねって自力対応で様子を見ることにしました。
まあ早い話が、ガッシュとレジェンズを同時に録らないようにしてみたのです。具体的にはガッシュの収録をあきらめ、レジェンズだけを録りました。すると、まるで何もなかったかのようにマシンは快調に稼働し続けました。年末から年始を越え、ガンガンいろいろな番組を呑み込んでくれました。

ことの真相を明らかにする意味もあり、2月6日の日曜には思いきって問題の2番組を同時に(連続して)収録してみたところ、これに成功!しました。
前の2台の不調が偶然重なったか、もしくはなんらかの不良ロットだったのかなーと納得し、安心しました。

ところが!

2月13日の日曜日。
あろうことか、今度はレジェンズで同じ現象が起こったんです。
これはもう、偶然などではありません。詳細は謎ながらも、あきらかに、その時間に、その番組をふたつ続けて収録することに問題があるのです。むしろ先週うまく録れた方が偶然だったのでしょう。

ヤマダ電器に連絡をして、今度は機体交換はしなくてイイので、症状を詳しくビクターに伝えて、対応を迫るように依頼しました。今度もヤマダ電器の店員は依頼通りに迅速に行動してくれました。

翌日、すぐにヤマダ電器店員から電話連絡がありました。
症状と要求をビクターに伝えたこと、ビクターの対応としてソフトウェアアップグレードの名目でサービスマンが修理に出向いてくれる約束を取り付けたこと、詳しい日程はビクターから直接連絡が入ることなどが知らされました。

今週末、ビクターのサービスマンが私の家にやってきて「ソフトウェアアップグレード」なる作業をしてくれる予定となりました。その作業には「ガッシュ」と「レジェンズ」の食い合わせの悪さを解消してくれるパッチは含まれているのでしょうか?
全国の(というか、日曜朝にガッシュとレジェンズを放映している地域にお住まいの)DR-MH35ユーザーのみなさんから、同じような苦情が寄せられて、すでに対処プログラムが作成されていたのでしょうか。
即答にも近いビクターの対応は、うれしくもあり、怪しくもあります。

20年ぶりに出会った楽しい「AV家電=DR-MH35」は、無事に健康体になるでしょうか。
乞うご期待と言ったところです。

高速ダビング

2005年02月12日 | DR-MH35
DR-MH35では、HDDからDVDへダビングする際に高速ダビングができるケースと、実時間をかけて番組全体を再エンコードしなければならないケースがあります。
HDD収録時と違うモードに変更してDVDにダビングする場合に再エンコードが発生するのは理解できるのですが、LPモードで収録した番組をLPモードのままDVDにダビングしても再エンコードが発生するというのが、使い始めた頃はなんだか腑に落ちなかったものです。

一見不可解な現象ですが、これは単にDR-MH35の仕様です。
DR-MH35は、FR60~150のモード(XPとSPを含む)で収録された番組を、モードを変更せずにDVDダビングする場合に、再エンコードが発生しません。乱暴に言えば、HDDからDVDへの単なるファイルコピーという感じです。
しかし、FR155以上で収録された番組(LPとEPを含む)をダビングしようとすると、すべて再エンコードされる仕様になっています。

この「FR」というのは「フリーレート」と呼ばれる単位で、120分のDVDディスクに何分間の番組をつっこむかというものです。DR-MH35は、FR60(60分)~FR480(8時間)までの間を、5分刻みで選択できるというなかなかのスグレモノ。
このうち、FR60~150までが高速ダビングが可能で、これを境に、FR155以上ではすべてのモードで再エンコードしながらDVDダビングが行われます。むろん再エンコードもリアルタイムで行われますが、なんといっても番組分の実時間がかかるため高速ダビングの手軽さは失われます。さらに残念なことに画質も劣化します。

最高画質(XP=FR60)で収録した番組をSP(=FR120)で再エンコードしてDVDへ書き出すよりは、はじめからSPで収録し、ダビングしたほうが綺麗です。
つまり、FR150付近の設定を充分理解して使いこなすことで、画質を維持したまま手軽なダビングができるようになる、と言うわけです。