２０世紀の預言者たち

偉い人の話をネタに

■2000年のIBM 大歳さんの預言？　　　2000/1　講演より

①ディープ・コンピューティング
（事実）1996年　チェス世界チャンピオンGarry Kasparov にIBM
DeepBlue が勝つ。そのときの処理能力はトカゲの脳レベル。
（預言）2010年　ペタ・フロップス　コンピュータ＝人間の脳と同程度の
処理速度を持つ…はず

②フラットパネル・ディスプレイコンピューティング
（預言）1インチあたり200ピクセルの解像度を持つ表示装置が5年後には
実現する。

③パーベイシブ・コンピューティング
（事実）IBM研究室で、マッチ棒の先くらいのサイズのWebサーバーが実現
Stanford Matchbox Server　→ Matchhead head →　スマートダスト↓
（預言）4～5年後には「ウェブサーバーはホコリの大きさになる」
医療に超小型サーバを利用できる←ミクロ決死圏の世界の実現


■佐々木 正（ささき ただし1915年5月12日～＞1980'セミナー
日本の電子工学の技術者。シャープ 元副社長。工学博士。「ロケット・
ササキ」の異名を持つ。島根県浜田市生まれ。小学校時代に台湾の小学校
へ転校、京都帝国大学を卒業後の1938年に当時の川西機械製作所（現富士
通）へ入社。昭和30年代に早川電機工業（現:シャープ）の要請を受け転
進。シャープ株式会社専務、副社長を経て現在同社顧問。(引用Wikipedia)

○購買消費傾向の変移：何が欲しい？

1950s　土地一戸建て
1960s　テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電『三種の神器』
1970s　床の間を飾るもの：美術工芸品・骨董品等々
1980s　ブランド・アクセサリー・服飾品
1990s　刺青 Tattoo　ピアス　肉体改造
2000s ブレイン・インナー・スペース


■佐々木　元　　　ＮＥＣ会長　2003/1/29講演

■９０年代にイノベーションを阻んだ要因
＊８０年代までの成功体験に基づく、革新への恐れ
・イノベーションを推進すべき資本、知識を備えた大企業群が守りの姿勢
に固執
・欧米から導入したプロセスイノベーションへの「集中」
＊行き過ぎたキャッシュフロー評価の蔓延
・将来性よりも「現在価値」を評価
・財務体質が良好であることが必要条件化
・格付けのトリック
＊「失敗」に不寛容な」社会システム

すべて改革のため！？