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大堀サックス研究所

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リガチャー!(その2)

2005-03-27 04:03:10 | リガチャー
リガチャー編その2はヤナギサワの「魔法のリガちゃん」!

センスを疑ってしまうほど変な名前ですが、なかなかどうして使えるリガチャーです。

これは出たばかりの時にプリマ楽器に勤めている僕の同級生が持ってきてくれて、その場で買いました。
点で支えるタイプで上締めの見本みたいな感じです。
これもリードのサイドを締め付けず、非常にフレキシブルなニュアンスが出ます。

吹いた時の抵抗感が少し軽くなるので、リードが「気持ち硬いなー」と思った時とか、音がまとまり過ぎてキンキンする時に使用するとちょうど良くなります。こういうコンセプトがハッキリしたリガチャーが僕は好きですね。
音色の傾向としては、明るくて高次倍音が増える感じ。「サーッ」としたノイズが乗る感じ。でも、そんなにきらびやかって訳でもなく、吹き心地はソフトに感じるかもしれません。
前回紹介したオプティマムが少しヘビーで音圧倍増って感じなのに対して、こちらはライトで付帯音を増やす感じです。
ネーミングからして引いてしまうかもしれませんが、けっこう吹きやすくオススメです。

つづく・・・

リガチャー!(その1)

2005-03-24 02:51:08 | リガチャー
さて、ずっとマウスピースについて語ってきましたが、
ここら辺でマウスピースには無くてはならない女房役、リガチャーについて書いてみたいと思います。

僕のリガチャーの選び方は、まず機能性!キッチリ作ってあるものは美しい!また、そういうものは音にもその気遣いが出たりしますね。
この、バンドレンオプティマムなんかもそうしたものの1つだと思います。

このリガチャーは発売当初にすぐ飛びついて、今はメインでソプラノ、アルト、テナー、クラリネットまで使っています。
大きな特徴は3枚の交換可能なプレートが付いて音色を変えられる事と、1本で締めているネジが面白い構造(左右で反対にネジを切ってある)になっていて、非常に効率よく締め付けられる事です。
プレートは、[1]縦2本レール型、[2]横2本レール型、[3]4点支持型、になっていて、僕の感想だと、[1]クリアで滑らか、非常に整った音色。[2]パワフルで太い、ちょっと暴れ気味。[3]フレキシブルで明るい、倍音豊か。という感じでしょうか。(皆さんはどう?)ちなみに僕は横2本のタイプを使っています。クラシック系の人は縦2本型の人が多いのかな?
構造もリードのサイドを締め付けず、リードの取り換えも素早く行えるのでステージでも重宝します。ミディアムテンポのスイング物なんかやってる時は、8小節ぐらいあればササッとリード換えられます。(笑)あと、意外に効いているなと思ったのがその重さ。意外に重く出来ていて、ネジがはまっている部分はウエイトのようにも見えます。
締め具合とかもネジが1本なのであんまり気を使わない感じです。なんかこのリガチャーは信頼できるんですよね。あんまりネジがバカになったりして壊れそうにないし。
実はこのリガチャー、さかさまにしてもいい音したりしますが(ホントかよ!)、もう1つの楽しみ方はプレートなしで吹いてみる事!

これはやったことある人もいるかもしれませんが、意外に使えます。ホントはこの状態が1番パワフルかも。(爆)クラリネットもテナーもソプラノも、みんなプレートのサイズが一緒なので、プレートだけ銀メッキにしたり、クラ用のやつに金メッキのプレート付けたりして、かなり遊べます。

いきなり長い文章になってしまった!リガチャー編も先が思いやられます・・・つづく!