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うつ病社員のもろもろの話

火事を見てたら自宅が焼けたでござるの巻。

忍者ハットリくん。
子供の頃、アニメでよく観ていた。

いまさら語るまでもない。
原作:藤子不二雄Aによる
人気漫画だ。

しかし、この漫画が
実写で作られたことがある。
当時人気があったのか
知っている層が一定数いる。

俳優さんが「ハットリくん」の
お面を被って演じるという強引なやつ。



私は小さい時「懐かしのテレビ番組」
特集か何かで、これを観た。

多くの人が指摘しているように
その無表情なお面の顔は
トラウマになった。

しかし今、改めて作品を観ると
結構面白い。

お面の顔は慣れれば平気だが、
誰かにトラウマを与えないように
今回は敢えて画像をアップしない。

実写版には
東映京都制作の1作目と
東映東京制作の2作目がある。

1つの作品を京都と東京で作るって
珍しくないか?



私が観たのは2作目。

「忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ」

1967年8月3日〜1968年1月25日まで放映。

東映東京撮影所制作。

全26話。モノクロ作品。

山に帰って

寂しい思いをしていたハットリくんが、

流れ星から現れた忍者怪獣ジッポウと

仲良くなり、たまたま山に遠足に来ていた

フジ夫くんと友達になり、たるんだ下界を

正すためにフジ夫くんのうちに居候し、

騒動を起こす。

wikipediaより。

第1作でケン一くんの家に居候した
ので、今回はフジ夫くんという
テレビオリジナルの家族に厄介になる。

しかも怪獣を連れて。

第1話ラストでフジ夫くんの両親は
忍者と怪獣を見て卒倒していたが

第2話からは一応認知されている。

ある日近所で火事が発生。
弁当持参で火事見物に出かける
フジ夫パパ。

後をついていく、ハットリくんと
ジッポウ。

すると火の粉が飛んだか、
今度はフジ夫くんの家が火事になる。
慌てて帰るパパ。

ここで良いとこ見せようと
ジッポウは水を吹き出すが、
出てきたのはアルコール。
どうも火事見物の際にお酒を
拝借したらしい。

当然火の勢いは増すばかり。



フジ夫くんの家、全焼。
ちなみにこの家は借家。
大家さんはカンカン、
ここから出てけー!と怒鳴られる。

ハットリくんはバイトを探したりして
なんとか千円札1枚を工面。
家が欲しいと不動産屋さんに入るが
追い返される。

ジッポウくんは、映画撮影所へ行き
自分を怪獣映画のスターにしてくれと
いうが、断られてしょげて帰ってくる。

ハットリくん、製材所に千円札を
置いて、手に持てるだけの材木を
拝借して大八車の上に小さな小屋
建てる。

パパさんへの敬意からか
ハットリくんはこの小屋を引いて
パパの会社へ連れて行く。驚く従業員。
よってパパは社長に呼び出されるが、
社長にお願いしてお金を工面。
その金額は150万円。
マイホームを買う事になる。

ところが、悪徳不動産屋に騙されて
「全員集合」みたいな欠陥住宅を
買ってしまう。
呼び鈴を押すと上から水が落ち、
逆についたドアノブ。
蛇口からガスが、ガス管から水がでる。
結局、家の中は壊れてバラック状態。

しばらくここで暮らしていると
このバラックに役人が立ち寄り、
家の前の道路を拡張するので
立ち退いて欲しいと立ち退き金
受け取る。
喜ぶパパ。数百枚の紙幣を数える。

主人公達の家探しがサイドストーリーと
いう原作にもない凄い展開だが、

wikipediaによると
プロデューサーの斎藤頼照は、
「NET側よりホームドラマの作風に
依頼されたが、脚本の井上ひさしは
「ホームがないホームドラマにする」と
して毎回家を求めてさすらう内容になった
ため、破天荒になった」と述懐している

いやホームドラマ作ってくれよ

まだ6話までしか観てないが、
ずっとこんな話なのか?

気になって最終回を観ると
一応普通の民家に暮らしている。

良かった。




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