vol.27「モスラ」(1961年)
vol.28「ガス人間※第1号」(1960年)
「マタンゴ」(1963年)
※本来は第は略文字。
今回2冊まとめて読む。

「モスラ」
言わずとしれた
ゴジラと共に
東宝を代表する怪獣。
南の島のインファント島から
妖精小美人(ザ・ピーナッツ)を
連れ出してしまったため
取り戻すために
日本へ来てしまう。
女性にも受けるよう
蛾(きれいな蝶にも見える)の形の
怪獣にしたわけだが
日本へは幼虫の姿でやってくる。

巨大な幼虫。
普通に気持ち悪いだろ。
防衛隊の洋上攻撃をかわし
しばらく姿を見せないと
思ったら
なぜか東京の山奥のダムに出現。
誰も目撃していないのか。
今でこそ
正義の怪獣であるが
この頃のモスラは善悪の区別はつかない。
ただひたすら小美人の下へ
向かうべく進撃してるだけ。

東京タワーで
繭になって
飛び出した成虫。
羽ばたいた風で街は大被害。
小美人を返すと
インファント島へ
帰っていった。
さっさと返せばいいものの
そううまくいかないのが
大人の事情である。
「ガス人間第1号」
土屋嘉男氏の怪演が光る。


人体実験で体をガス化できるように
なった男が
愛する日舞の家元へ貢ぐために
銀行強盗をする。
このガス人間のガスで
相手を窒息させる事はできるが
可燃性ではないようだ。
ラストのガス爆発は
日舞の会館内へ
警察により
注入されたUMガスによるもの。
ガス人間のガスが
引火したものではない。
この本をみるまで
勘違いしていたようだ。
「マタンゴ」
南の島でキノコを食べた人間が
次々にキノコ化していく
和製ホラー映画。


残念ながら未見。
今度観ようと思う。
次号は
「幻星神ジャスティライザー」
楽しみにしよう。