「週末天気が良いパターン」に入ったか･･･どうかは分かりませんが、天くらによるとこの土日県内は大体が「Ａ」。しかしながら、明日は地元の運動会で今日は午後3時からその準備という、よりによってこんな状況ですが仕方がありません。今日もまた時間限定登山になります。そんな条件下で向ったのは何と岩手山。6時に登り始め3時間半で登頂、休憩込み3時間で降りるという少々無謀な時間設定でしたが、頂上で知り合った方に声を掛けられ、そのご好意で思わぬ縦走ができたのでした。終わって見れば岩手山満喫できたので大変良かったのかと。
■記録
早起き辛いが朝からいい天気。年に一度は岩手山!!
時間的に馬返しから。しかし、ここから登る場合は薪上げが必須。倫理的に背負わずには登れない。しかも目一杯詰めるだけ詰め込んでるし
今日は久し振りにいい天気の週末なので、登山者沢山。皆楽しみにしてたんだね～
灼熱。赤砂地獄の二合目通過中。荷が重い。失敗
樹林帯は風も無く蒸し風呂みたい
開けて、おお～雲海!!
夏の初めのキンコウカ。今時期はこの辺に咲くのか
日差しを遮るものは無い。この辺からペースダウン。今日はとても無理だね
しかし振り返ると雲が駆け上がってくる感じ。予想よりも早くガスに包まれてしまうのか
七合目通過。まだ上の方は青空
暑さと荷揚げで歩みが遅くなったが何とか八合目着
10kg位かな。何とかギリノルマ達成ということにしよう。小屋に納品して
水がぶ飲み^^旨い。水面に写る青空に感動
まだ山頂部は綺麗に晴れている。さて行くか
九合目まではお花畑。ミヤマオダマキとヨツバシオガマ
最後のひと登りか。遠く感じるね
灼熱の火山礫ロード。長い
雲が湧いてきている。急がねば!!
お鉢到着。全身汗だく^^
黒倉から網張り方面は間もなく雲に隠れそう
ビクトリーロードは半分雲が来た～
岩手山笑っている
今年もやって参りましたっす。年1回は岩手山!!
やはり岩手山の景色は別格だが直ぐに眺望が失われる
この後コマクサの写真撮ってると、焼走から来た単独の女性に「馬返しまで送るのでぜひ焼走のコマクサどうですか？」と誘われ時間的にも問題ないので便乗することに
と言うことで何故か急遽焼走に縦走
ベニバナイチヤクソウ。女性登山者の解説付きで大変勉強になる。足運びも只者ではない
訊けばこの方、百名山の九割を制している上級者で、北アルプスや北海道に毎年登っているとのこと
こんな岩場もスイスイ降りていく。参りましたって感じ。剣とか槍とかの話しも聞けて楽しかった
少し気が早いキノコとギンリョウソウ
で、コマクサ群生地通過。残念ながらガスの中だったが、群生地としてはエライ面積。日本一という噂も頷ける
噴出孔通過。やはり早出して正解だったね
後はこの長い樹林帯を下るだけ
予想外の焼走口にゴールイン。岩手山頂部すっかり曇ってしまった。この後は約束どおり馬返しまで送っていただいた。感謝申し上げます
■タイム
06:02 馬返しキャンプ場（薪積み）出発
06:35 1合目
06:53 2.5合目
07:16 4合目
07:37 5合目
07:56 6合目（危険岩）
08:19 7合目
08:25 8合目（薪下ろし）
08:42 9合目分岐
09:58 御釜到着
09:10 岩手山頂上到着
09:25 下山開始
09:43 平笠不動小屋
10:20 ツルハシ分岐
10:26 コマクサロード
10:43 第1噴出口跡
11:55 焼走り登山口到着
※登り 3時間8分、下り 2時間30分
■GPSログ
距離：11.86km、高度の上昇/下降：1527m/-1588m
■勝手に難易度指数
44points
■感想、反省等
・いや～思わぬ縦走ができてよかったです
・いつかまたどこかの山で会いましょうと約束しました
・経験年数や豊富な知識その歩きなどは見習うべきです
・夏山は早出が基本。山の天候はなかなか読めません
・一応雷雨などに備えビバークセットは必携しています
・暑さと重さで目標の3時間は切れませんでした
・でもこれ以上のスピード登山は危険だと思います
・休まず登ってこれたので自分としては満足です
・昼飯食べなくても岩手山日帰りできるんですね
・盆前の遠征に向けもう少しイメージングしたいです
