こんにちは 大橋みえ子です  

 皆さんの願いをまっすぐ区政に届けます

     日本共産党江戸川区議会議員

高い!後期高齢保険料

2019-08-05 13:03:00 | 日記
あいついで、2人の高齢者から、どうしてこんなに高くなったのかと相談の電話がありました。
Iさんは85歳で息子さんと都営住宅で二人暮らし。息子は都営住宅を出なければいけないぎりぎりの年収があります。従ってかなり高い家賃を払っています。しかし、ご本人は年金はなく非課税です。
後期高齢保険料は、平成28年までは月400円年9回が、平成29年月1400円、平成30年月2400円、平成31年月4800円と大幅な値上げとなったのです。もう一人の方も、全く同じ内容の相談でした。
Iさん本人が区の窓口に行って説明を求めたところ、法律が変わったためと息子さんの年収があるためという回答であり、よくわからないということでした。
私が、区に確かめたところ、軽減措置がなくなり法律通りになったため、と、息子さんの収入と、次のような説明でした。
1、被扶養者だった方の軽減はなくなり、本則適用が平成30年からすべて適用された。
  本則:後期高齢者医療制度の対象となった日の前日まで会社の健康保険(国保は除く)の被扶養者だった方の軽減は以下の通り
     均等割額:5割軽減(加入から2年を経過する月まで)※2年を過ぎると軽減措置はなくなります
     所得割額:非課税者はかかりません
2、世帯主が被保険者でない場合も、世帯主の所得は、軽減を判定する対象になります。

Iさんの保険料の変化は以下の通り
平成28年度均等割額42400円 
      被扶養者軽減9割で年4200円 400円×9回(一期1000円)
平成29年度均等割額42400円
      被扶養者軽減7割で年12700円 1400円×9回(一期1500円)
平成30年度均等割額43300円
      被扶養者軽減5割で年21600円 2400円×9回
平成31年度均等割額43300円
      被扶養者軽減ゼロで全額払う 4800円×9回(一期4900円)

軽減特例が無くなったら大変なことになり、保険料は10倍になる人もいると共産党は一貫して反対をしてきましたが、実際に、今年度から軽減特例廃止となり、Iさんのような方が身近にもいた!のです。高齢者いじめそのものです。Iさんは、無年金なので、息子の世話にならざるを得ない、保険料が高いと息子に負担がかかると心配されています。介護保険料も4段階で年58320円も払うので、これも負担が大きいと。本人が無年金なのに、息子と同一世帯だからと、2つの保険料合わせて年10万1620円とは納得できないことです。
来年の2020年は2年に一度の改定の年です。値上げが続いている保険料ですから、心配です。さらに、後期高齢医療の窓口負担を2割にする、介護保険利用料を2割にするという動きもでています。社会保障充実のために、国保料値下げとともに取り組む課題です。



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