こんにちは 大橋みえ子です  

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     日本共産党江戸川区議会議員

チャレンジザドリーム発表

2018-03-31 07:19:06 | 日記
3月26日、午後三時から、グリンパレス5階で、チャレンジザドリーム報告会が開催され、参加しました。今年で13年目となるこの事業は、中学校の2年生の職業体験です。5日間の日程で、区内5085事業所の協力を得て実施されました。この事業には、不登校生徒も参加し、その後、学校への通学ができるようになった生徒もいます。今年は、32名が参加し、18名が復帰しました。不登校の事情は様々ですが、体験学習がきっかけになるのはうれしいことです。

当日配布の資料によれば、多いのは、販売387か所、保育・幼児教育385か所、役所・公共機関220か所です。サービス業163か所、飲食店144か所、社会福祉・ボランティア128か所と続きます。文化創造活動2か所とありますが、これも興味がありますね。
さて、当日は、小松川二中の女子生徒が、アトリエ・イクス設計事務所での体験学習を発表しました。この事務所は、南葛西にあり、大橋美枝子事務所の近くにあります。私も、街づくりや耐震工事への公的な支援について、ご意見をお聞きしたことがあります。区が、旧耐震基準のマンションへの耐震工事補助をすすめていますが、その第一号に当たるマンション工事の設計もされたとお聞きしています。
今回の生徒は、事務所前の落ち葉はきからはじめ、自分の家の設計図をかく、左近川のカヌー練習休憩所の模型を作るなどの仕事を体験しています。左近川は、カヌーの練習場として整備されることになっており、区の予算も約1億円ついています。当日は、左近川の模型も示しながら、体験発表をしました。貴重な体験ができたようです。
私は、以前から指摘していますが、学校の教育課程の一環ですから、交通費は公費で支給するべきと考えます。希望したとはいえ小松川から南葛西までの交通費は一日乗車券としても500円です。また、交通費5日間が負担で、希望をだせないこともあるのではないでしょうか。

アトリエ・イクスの青谷社長は、体験学習の初めから生徒を受け入れていること、左近川の模型はよくできており役に立っていること、今後、商店街のシャッター通りのようなところにもいって、社会のことをわかってほしいことなど、子ども達を社会で支えていく思いを話されていました。青谷社長の体験学習のスローガンは「Fight for the Friends」です。生徒も発表で紹介していましたが、みんなのために、社会のために、知識を能動的に闘い取ってくるという意味を込めたものだと青谷社長が話されました。

今回から、特別支援学級の生徒の発表も合同で行われました。特別支援学級は、小松川三中と松江一中でしたが、どちらも、2回行っています。特別支援学級の卒業生は、すぐ仕事に就く場合があり、働くことの重要さと厳しさ、働くことと職場のつながりを学ぶという位置づけです。丁寧な事前指導で、目標を決め、事業所への経路を決め、電話かけの練習をし、学級内での壮行会も行います。そして、体験後は、礼状も送り、体験を文集にしてまとめます。体験を発表した生徒は、自信が持てたと、緊張の中にも嬉しい様子が伝わってきました。
発表された生徒の皆さん、うけいれていただいた事業所のみなさん、ありがとうございました。