☆★凡人の世中観★

仕事を通して、ニュースに接して、町を歩いて、感じたこと、思ったこと、気づいたこと…。

江戸っ子ID その一

2005-07-30 15:25:23 | senior
浅草なんかに行くと御輿グッズのお店がある。手拭いから足袋 セッタ 股引 ダボシャツ 前掛け 等々 そこらではなかなか手に入らない 御輿グッズ。
そんな中に 担ぎ手にとって憧れる 名入り(掘り)の木札がある。これがなんとも高価。1×2mm位の檜に首から下げるための紐がついていつ 表に名前と町名、名前は墨、町名は名前に重ねるように色ベタに白抜き文字で「色差し札」として入れる。勘亭流とはちょっと違うかな、極太明朝っぽい文字。裏に守り本尊を朱文字で入れる。これでほぼ9000円也。
御輿を担ぐ時に首からさげておくと なんとも 粋で洒落ている。もちろん注目度も高い。

地元の祭は秋祭、9月。そろそろだなぁーとそんな木札のことを想いつつ 祭の喧騒を想い巡らせていて ふと、こんなことを考えた。

そう、江戸っ子ID。なにもこの木札を使おうってわけじゃない。江戸っ子っていうのは3代東京に住んでいる、生粋の東京人のこと 人口比率からすると、今ではめずらしい存在かもしれない 。そんな江戸っ子を証明することってできないか。
まずは、誇り高き、東京人のおじいちゃん、おばあちゃんに証明書を発行する。ってわけだけど、一体どうやったら証明できるのか。自己申請を鵜呑みにするわけにはいかない、し。住民票は閲覧できても、、、。住民票って過去の人のは存在しない?だろうし、。

う~ん、困ったなぁ~。

初期申請さえチェックできれば、その子、その孫が東京に住んでいれば、いちいち遡って確認する必要はない。手間が省ける。
しかも、サラリーマンなんぞをリタイアしたシニアにとって、肩書きがなくなることは、かなり、いやーなものらしい。というところに狙いがある。いわゆる社会貢献。

で、江戸っ子認証出来た人には、それなりの特典を提供していく。例えば東京名物とか、老舗の暖簾もの、東京発東京以外への交通機関、などなど協賛スポンサーを募っていく。
このサービスが充実すればするほど、認証の価値は上がる。

で、うまくいけば、それぞれの県人会へアプローチ、、、。
って、言う具合にひとつの社会貢献モデルできないかしら。

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