僕が医者から水泳を禁止されてかれこれ2ヶ月となる。
そんな中、今月最後の日曜に開催される信越マスターズにエントリーしていた。
エントリー種目は今回は抑えて、50m自由形のみにした。
しかし・・大会が近付くにつれ、万全な状態で挑めないレースになんでエントリーしたのだろう?と思うようになった。
大会3日前いつものジムで泳ぐことにする。
しかし・・・・ここのプールは飛び込みは禁止。
そしてあろうことかクイックターンも禁止なんだ。
しかし・・そこをなんとか・・・と思い施設の店長にこれについて話をし、飛び込みとクイックターンをやらせてもらえるようお願いした。
『今度の日曜に競技会を控えていること。』『自分はクイックターンも飛び込みも出来るということ。』『コースで泳いでいる人が僕だけの時にこれを行うということ。』これらを話しなんとか許してもらおうと思った。
しかし、それに対して店長は『それであっても、これを認められない。』とのことだった。
どういう理由があるにせよ例外を認めた場合・・他の人に対してもそれを認めざる得なくなる。
それを恐れてのことだった。
当然のこと・・といえば当然なんだろうな。
この日は結局、泳ぐだけにとどめた。
アップでクロールと背泳ぎを行った。
とにかく僕の課題はこれまでスイムを全然やっていなかったから水に少しでも慣れることにした。
だから水の中でいろいろな動きをしたかった。
ただ・・・平泳ぎとバタフライは首への負担が大きいので、これはやめにした。
けど・・泳いで見ても身体が重い感じがするし、微妙に身体の軸がブレているのが分かる。
そこでAコーチから教えてもらったドリルを片っ端からやってみた。
その後、再びクロールで泳ぐ。
いくらか良くはなっているようだ。
あくる日、僕は休会しているスイミングに顔を出して泳ぐことにした。
ここであればクイックターンはやり放題だし、飛び込みの練習だってスクールの後でマスターズにエントリーしている人を対象に練習会を行っているから、僕もその場をお借りして練習出来る。
その日もドリルを行った。
チェンジオーバーにハーフチェンジオーバー、入水のドリル、トータルイマージョンからフィッシュキック、スケーティング、ジッパースイムを・・。
その後スイムを行った。
感じとしては前日に比べれば軸のブレは少なくなっている。
そしてこの日はクイックターンも交えてやったのだけど・・これが思った以上に困難だと思った。
これまでであれば壁が近くなれば多少なりともヘッドアップして壁と自分との距離を測ってターンを行うのだけど、ヘッドアップをさせると首が痛いのでヘッドアップが出来ず・・結果ターンのタイミングが計れなくなった。
そこでプールの床に書かれている5mのラインを見てから、何回のストロークでターンの位置に着くのかを確認した。
大体4~5回で到達することを確認した。
その後に飛び込みの練習を行う。
全然ダメだ。
フォームがメチャメチャ悪くなっている。
入水の際に足を曲げていて、それが水の抵抗になったり、進入角度が深すぎたりしてなかなか上がってこれなかったり、そんなことばかりだった。
そして、ここでも首の障害が仇となった。
僕は飛び込む少し前に一瞬だけ自分の飛び込むポイントを目視するのだけど、首が痛いから首を起こせなかった。
ハッキリ言って、これはかなり痛いな。
そして競技当日。
これまでのようにアップを多くは出来ない。
アップで首を痛めたくないから・・。
そこで少し泳いでいいイメージで泳げた時点でアップをやめアップの量を必要最低限に抑えた。
様々な競技を終えて僕のエントリーした50m自由形が始まった。
女子の部が終わり、男子の部に移る。
そしていよいよ僕の出番になった。
飛び込み台の上に立つ。
首の状態は悪くない。
そこで首を少し起こして飛び込むポイントを目視する。
それからいくらもしないうちにスタートの号砲が鳴った。
僕もトラックスタートでジャンプする。
スパァ~ンといい感じで入水する。
入水した際もしっかり脚を伸ばしている。
侵入角度もバッチリだ。
だが入水の際にゴーグルが外れて鼻の下までずり落ちている。
何故?・・飛び込みは上手くいったのに?
トライアスロンのレースの場合、ここでゴーグルをしっかり直すけど、これはたかだか30秒ちょいの競技時間しか無い水泳の競技だ。
ゴーグルを直していたら、かなりの時間のロスになる。
そう思いそのまま泳ぐ。
10mを泳いだあたりで呼吸をするが、ずり落ちたゴーグルが鼻や口の傍で水を跳ね上げて呼吸が出来ない。
そのまま20m地点近くまでノーブレスで泳ぐ。
さすがに息が苦しくなりローリングを少し大きくして呼吸をする。
20m地点まで到達ゴーグルが外れて目に見えるものは全てボヤけているけど、プールの底に書かれたラインはしっかりと見えた。
練習の時はここから4~5回のストロークでターンに入った。
普通であれば、今日もそうするのだろうけど・・『4~5回では多すぎる!!』と咄嗟に思い3回のストロークを終えてからクイックターンに入った。
タイミングはドンピシャリだ。
クイックターンを終え身体を若干右に傾けて水の抵抗を抑える。
シュートアップ終了してから再び泳ぎ始める。
泳いだ感じはいい・・しっかり手を入水させているし、伸びもあるし、フィニッシュも以前よりしっかり出来ている。
唯一つ文句を付けるとしたらゴーグルが外れていることだな。
ブレスの回数は極力減らし、そのままゴール。
タイムは36'8?だ。
以前は37'00をなかなか切れなかった。
それが今回、練習不足と本番のアクシデントを抱えて、このタイムだからまずまずなのかもしれない。
けど・・僕の中で『もしも?あの時ゴーグルが外れなかったら・・』という思いがあった。
しかし・・事実の前で『もしも?』という言葉を投げかけても何もならないんだよな。
だけどね結果はイマイチだったけど・・今まで泳いだ中で一番気持ちよく泳げた気がする。
Aコーチから教わったスイムを忠実に出来たと思う。
それとこれまでは50m以上の競技は出来ないと思った。
後半で絶対バテるからだ。
けど・・今の泳ぎなら長い距離の競技も十分出来ると思った。
次回は100mあたりに参加してみるかな。?
そんな中、今月最後の日曜に開催される信越マスターズにエントリーしていた。
エントリー種目は今回は抑えて、50m自由形のみにした。
しかし・・大会が近付くにつれ、万全な状態で挑めないレースになんでエントリーしたのだろう?と思うようになった。
大会3日前いつものジムで泳ぐことにする。
しかし・・・・ここのプールは飛び込みは禁止。
そしてあろうことかクイックターンも禁止なんだ。
しかし・・そこをなんとか・・・と思い施設の店長にこれについて話をし、飛び込みとクイックターンをやらせてもらえるようお願いした。
『今度の日曜に競技会を控えていること。』『自分はクイックターンも飛び込みも出来るということ。』『コースで泳いでいる人が僕だけの時にこれを行うということ。』これらを話しなんとか許してもらおうと思った。
しかし、それに対して店長は『それであっても、これを認められない。』とのことだった。
どういう理由があるにせよ例外を認めた場合・・他の人に対してもそれを認めざる得なくなる。
それを恐れてのことだった。
当然のこと・・といえば当然なんだろうな。
この日は結局、泳ぐだけにとどめた。
アップでクロールと背泳ぎを行った。
とにかく僕の課題はこれまでスイムを全然やっていなかったから水に少しでも慣れることにした。
だから水の中でいろいろな動きをしたかった。
ただ・・・平泳ぎとバタフライは首への負担が大きいので、これはやめにした。
けど・・泳いで見ても身体が重い感じがするし、微妙に身体の軸がブレているのが分かる。
そこでAコーチから教えてもらったドリルを片っ端からやってみた。
その後、再びクロールで泳ぐ。
いくらか良くはなっているようだ。
あくる日、僕は休会しているスイミングに顔を出して泳ぐことにした。
ここであればクイックターンはやり放題だし、飛び込みの練習だってスクールの後でマスターズにエントリーしている人を対象に練習会を行っているから、僕もその場をお借りして練習出来る。
その日もドリルを行った。
チェンジオーバーにハーフチェンジオーバー、入水のドリル、トータルイマージョンからフィッシュキック、スケーティング、ジッパースイムを・・。
その後スイムを行った。
感じとしては前日に比べれば軸のブレは少なくなっている。
そしてこの日はクイックターンも交えてやったのだけど・・これが思った以上に困難だと思った。
これまでであれば壁が近くなれば多少なりともヘッドアップして壁と自分との距離を測ってターンを行うのだけど、ヘッドアップをさせると首が痛いのでヘッドアップが出来ず・・結果ターンのタイミングが計れなくなった。
そこでプールの床に書かれている5mのラインを見てから、何回のストロークでターンの位置に着くのかを確認した。
大体4~5回で到達することを確認した。
その後に飛び込みの練習を行う。
全然ダメだ。
フォームがメチャメチャ悪くなっている。
入水の際に足を曲げていて、それが水の抵抗になったり、進入角度が深すぎたりしてなかなか上がってこれなかったり、そんなことばかりだった。
そして、ここでも首の障害が仇となった。
僕は飛び込む少し前に一瞬だけ自分の飛び込むポイントを目視するのだけど、首が痛いから首を起こせなかった。
ハッキリ言って、これはかなり痛いな。
そして競技当日。
これまでのようにアップを多くは出来ない。
アップで首を痛めたくないから・・。
そこで少し泳いでいいイメージで泳げた時点でアップをやめアップの量を必要最低限に抑えた。
様々な競技を終えて僕のエントリーした50m自由形が始まった。
女子の部が終わり、男子の部に移る。
そしていよいよ僕の出番になった。
飛び込み台の上に立つ。
首の状態は悪くない。
そこで首を少し起こして飛び込むポイントを目視する。
それからいくらもしないうちにスタートの号砲が鳴った。
僕もトラックスタートでジャンプする。
スパァ~ンといい感じで入水する。
入水した際もしっかり脚を伸ばしている。
侵入角度もバッチリだ。
だが入水の際にゴーグルが外れて鼻の下までずり落ちている。
何故?・・飛び込みは上手くいったのに?
トライアスロンのレースの場合、ここでゴーグルをしっかり直すけど、これはたかだか30秒ちょいの競技時間しか無い水泳の競技だ。
ゴーグルを直していたら、かなりの時間のロスになる。
そう思いそのまま泳ぐ。
10mを泳いだあたりで呼吸をするが、ずり落ちたゴーグルが鼻や口の傍で水を跳ね上げて呼吸が出来ない。
そのまま20m地点近くまでノーブレスで泳ぐ。
さすがに息が苦しくなりローリングを少し大きくして呼吸をする。
20m地点まで到達ゴーグルが外れて目に見えるものは全てボヤけているけど、プールの底に書かれたラインはしっかりと見えた。
練習の時はここから4~5回のストロークでターンに入った。
普通であれば、今日もそうするのだろうけど・・『4~5回では多すぎる!!』と咄嗟に思い3回のストロークを終えてからクイックターンに入った。
タイミングはドンピシャリだ。
クイックターンを終え身体を若干右に傾けて水の抵抗を抑える。
シュートアップ終了してから再び泳ぎ始める。
泳いだ感じはいい・・しっかり手を入水させているし、伸びもあるし、フィニッシュも以前よりしっかり出来ている。
唯一つ文句を付けるとしたらゴーグルが外れていることだな。
ブレスの回数は極力減らし、そのままゴール。
タイムは36'8?だ。
以前は37'00をなかなか切れなかった。
それが今回、練習不足と本番のアクシデントを抱えて、このタイムだからまずまずなのかもしれない。
けど・・僕の中で『もしも?あの時ゴーグルが外れなかったら・・』という思いがあった。
しかし・・事実の前で『もしも?』という言葉を投げかけても何もならないんだよな。
だけどね結果はイマイチだったけど・・今まで泳いだ中で一番気持ちよく泳げた気がする。
Aコーチから教わったスイムを忠実に出来たと思う。
それとこれまでは50m以上の競技は出来ないと思った。
後半で絶対バテるからだ。
けど・・今の泳ぎなら長い距離の競技も十分出来ると思った。
次回は100mあたりに参加してみるかな。?