すずめ の お宿

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狛犬さん・・・宇那禰神社の巻

2010年11月15日 | 仙台市内の狛犬さん

すずめがお宿から出掛けて出会った狛犬さんたちを紹介します。

 

うなねじんじゃ
      宇那禰神社の巻  


仙台市青葉区芋沢  (撮影:平成22年11月)

 

 

 

宇那禰神社は国道457号線を愛子駅方面~落合駅方面へ、

愛子駅交番前で左折、北上し、大沢小学校付近にあります。

こちらの鳥居は駐車場脇の石鳥居です。 

鳥居をくぐり参道へ。

 

  

 

 

早速、長床前に前向き狛犬さん発見

 向かって左側が吽、広めの猫口に切れ長の目、

細かいクルクルの髪と顎鬚が長めの首にかかっていて立派ですね。

向かって右側が阿、少し口元が欠けてしまってますが、

上向きの元気の良い狛犬さんです。

どちらも角有り、顎横に垂耳有りで、

奉献は寛延元年(1748年)戊辰歳9月となんとか読めます。

すずめがブログにした中で、

今のところ1番に年代のある狛犬さんです

どうしても年月と共に奉献年が薄れて読めなくなってしまい、

残念な思いが残る狛犬さんも多い中スゴイぞ~

 

 

 

 

 

拝礼、ニョンニョンと・・・

(すずめの場合、神社はニョンニョン?、お寺はナムナム?と拝む)

室町時代以来の古社で国分氏の重臣郷六氏の氏神であったが

慶長14年(1609年)郷六より遷座、祭神は桓武天皇です。

本殿は(白木造一間社流造、柿葺)江戸初期から中期の建築とされ、

覆屋がかけられ保護、仙台市有形文化財です。

拝殿(大正4年築)の鰐口は神仏混合のなごりでしょうか?

 

 

   

  

 

境内社の熊野神社前に狛犬さん発見

向かって左側が吽で上向きのアイーン顔。

向かって右側が阿で耳の手前まで口角が上がってます。

どちらも角有りで眉間が盛り上がり三目っぽいぞ。

正面から見ると1対ではなく全く違った感じのする狛犬さん・・・?

はて、なぜでしょう、しばらく眺めてましたが、お顔の角度の違いかな~

後姿はほぼ同じで尾が長く、串団子のよう

奉献年は残念ですが分かりませんでした。

 

  

境内は樹齢300年以上の保存樹木の杉などに囲まれています。

近くの小学校からでしょうか、子供たちの元気な声も聞こえ、

秋空の神社に響き、良い感じでした

   

 

鐘の横の参道階段?に横向きの狛犬さん発見

向かって左側が吽、右側が阿でかまえてます。

阿の口中には玉が見えます、目がクリッとしていて

人なつこい感じの狛犬さんです。

平成の新しい時代を向かえ未来へ祈りをこめて

平成元年に奉献したようです。

 

 

以上たくさんの狛犬さんに会うことができましたよー

 

今まで平成生まれの狛犬さんはあまり紹介してこなかったけど(なんとなく・・・

そういえば色々な神社で、平成元年生まれの狛犬さんが多い気がします。

天皇が代わり、年号が変わったことの節目で、

↑狛犬さんのように新たに祈りをこめ奉献したって事かな?

そんなことを思った参拝でした。

 

 おしまい  

 

 

 



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