いよいよ、発表日(11月3日)が近づいた。
私の属する「ドルチェ」総勢40人の公式練習第1日である。
いつもの「歌声サークル」が唄っている同じ場所だが、机・椅子を片付け、本番に
備えて、並びの順番通り、並び、ほとんどの人は支給された当日着る赤いポロシャツ。
私もみんなにならって、急きょ着替える。
実を言うと、唄う歌は、歌詞を覚えていないので、歌詞カードを見ないと唄えない。
当日は、手に持った帽子の裏にカンペがあり、心配はない。
生涯一度もこんな大舞台に立って唄ったことも、踊ったこともない。将来にもあまり
こうした機会はないであろう。
そう思って、娘達に声をかけ、見に来るように言ったが、みなそれぞれ用事があって、来れないよいう。
特に、下の娘のほうは、孫が大学受験を控えており、そんな余裕はないという。
ただ一人いた。それは上の娘の長男(私にとって初孫)が行くと言ってくれた。
私と同じで、大の酒好き(飲む量も私といい勝負)で月一ぐらいは、一緒に飲んでいるが・・・・
発表が終わったら、一杯飲ます・・・・・・これが効いたのかどうか?
これで、一安心。やはり、一人でも注目して、聴いてくれる者がいると、こっちも気合が入る。
11月3日は天候特異日といって、昔からいいお天気だといわれている。
青空の下、(ホールの中で、関係ないか)心行くまで、大声を出して唄って日頃の
ストレスから、一時でも解放される。い一日にしたい。