気ままにお絵描記

絵手紙、イラスト、写真などで足跡を残したい。

真珠の女

2008-04-26 23:22:02 | Weblog

 

 

 

霧雨の中 上野の国立西洋美術館へ

ある女性に 会いに出かけました。

 

その女性とは この人。

 

 

 

 

コローの ”真珠の女”です。

 

この絵には 思い入れが あります。

と いうか 私が絵を描くのが好きになったのは

この絵が きっかけだったような気が するのです。

 

よく 「昔から 絵を描くのが 好きだったの?」って

聞かれますが 多分 「NO」 だと 思います。

夏休みの宿題の 図画を 父に手伝ってもらった記憶が ありますから。

(その絵が 通用門の掲示板に 張られて 恥ずかしかった・・・)

 

 

中学2年生の時 美術の時間に

”名画の模写” というのが あって

私の選んだ絵が このコローの絵でした。

その時 描いた絵が 当時 担任だった美術の先生に

ほめられて 絵に自信が 出てきたように 思うのです。

 

 

そんなもんで 5月ごろ

 

コローのモナリザ 日本初公開

 

という大きな看板を 駅で 見つけた時

”これは 絶対行かなきゃ” と 思ったのに

行ったのが 終了間際・・・。

 

ホント 何事も ギリギリにならなきゃ やれない私。

 

その ”真珠の女”ですが 素晴らしかったです。

絵の前で しばし 動けませんでした。

(でも 1番前で じっとしてるような非常識はしてませんヨ)

 

手の組み方から よく ”モナリザ” を 引き合いに出されるので

小さい絵かと思っていましたが

割と大きい絵 (70×55)だったのが 意外でした。

 

最近は 印刷技術が 発達しているせいか

本物を 見ても あんまり感動しないことも あるけれど

久しぶりに 本物だけが持つ オーラというか

輝きを感じ 見ほれましたね。

 

コローの絵は 好きで 美術館に見に行くことは 多かったけど

コロー中心の展は めずらしく 大満足でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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