気ままにお絵描記

絵手紙、イラスト、写真などで足跡を残したい。

お戒壇めぐり

2008-04-21 23:34:47 | Weblog

 

 

 

善光寺へ行くのは 2度目だったんですが

前回行ったのが 高校の修学旅行で(何十年前や?)

”行った” ということしか記憶になく・・・。 

 

 

今回行って 改めて ”いいお寺だな” と思いました。

 

 

せっかくはるばる来たのだから

”お戒壇めぐり”をしていこうということになり

500円の拝観料を払って ご本尊にお参りしてから

奥の方にある階段を下りて行きました。

そこから先は 真っ暗。

 

 

漆黒の闇・・・というのでしょうか

なんにも見えない。

 

 

右手で壁をさぐり 左手で 前を行く友だちのリュックをさぐり

コワゴワ歩いていく・・・。

 

 

先頭のAさんが 角かどで「右に曲がるよ」

と声をかけてくれるので助かったけど

何も見えないっていうのは 怖かったですよ。

 

 

で、上り階段のところまできて Aさんが言いました。

 

 

「ねえ、錠前なんてあったっけ?」

 

 

”真っ暗な中を歩いていくんだ” ということしか

頭になかったけど そういえば

ただ暗闇を歩いてくるだけじゃなかったはず。 

 

 

 

あとで読んだしおりによれば

 

ご本尊の安置される瑠璃壇下の真っ暗な回廊を通り

中ほどにかかる 極楽の錠前 をさぐりあてて

秘仏のご本尊と結縁する

 

のだそうです。

 

 

 

何もしないで出てきてしもた。 

 

 

 

でも私は 壁じゃない金属性のものに触れて

”これ何だろ?”

と思った瞬間があったんです。 

 

 

それを話すと Aさん。

「じゃ もう1回行こう!」

 

幸いまだ10時前で 人も少ない。 

 

わが一行は もう1度

暗闇をまわってきました。 

 

だいたい勝手もわかってるし

今度は 前方で なにやら ガシャガシャ音がしてたので

無事 錠前をならすことができました。

めでたし めでたし・・・。 

 

 

 

 

本堂を出てから 裏の山の中腹にある

雲上殿へ行ってみました。 

 

 

多宝塔の前の広場は 桜が満開。

 

今回の旅は 2度目の桜が見られ かなり得した気分。

 

 

 

 

 

雲上殿から市街を見下ろして。 

 

 

このあとのことは また次回に書きますね。