いまさらですが、リニューアル・ヤングエース第一号の貞本エヴァのレヴューです。
アニメ版エヴァの終盤を、観ました。
劇場版エヴァの終盤も、観ました。
戦略自衛隊に襲撃され、使徒に対しては強固だったNERV本部が、予想外に脆く陥落していく様を観ました。
エヴァ弐号機だけでなく、初号機が出撃していれば、戦自だろうがEVA量産機だろうが敵でなかっただろうに、と。
碇シンジがヘタレ設定でなければ、ああいった結末ではなかっただろうに、と。
ヒーロー、ヒロインが活躍するアニメ映画の、定番であろう設定を、おそらく史上初めて改革したエヴァ。
貞本エヴァも、シナリオの進行は、碇NERVとキール・ゼーレの決裂。戦自の投入。
NERV本部接収、職員皆殺し。
碇シンジの階段下現実逃避までは同様でした。
…が、シンジを殺そうとした戦自隊員を始末した、碇ゲンドウの登場にはビックリしました。
アダムを取り込んだ事で、ATフィールドを自在に操り、敵を薙ぎ倒すゲンドウの強さに感動しました。
「 立て、シンジ 」と言う、ゲンドウの姿にも、良い意味で感動しました。
…で、「おまえが憎い! 俺のユイを取りやがって! 」とのたまったゲンドウに、
「頭おかしいんじゃないの?」と180°向きを変えて感動しました。
「孤独の苦しみ」「人への絶望」ということも、エヴァは大きな要素として含んでいるように思います。
そういう意味では、ゲンドウに温もりを与えてくれた、女性ユイは大きなウエイトを占めるのは共感します。
…で、実の息子に、「おまえを愛しいなんて思ったことなんてねぇよ!」とのたまうゲンドウの暴走ぶりが、
もうおもしろくって。
新劇場版:破の、「…お前が死ぬぞ!」「大人になれ、シンジ…!」と言うゲンドウ。
レイの企画した、親子二人を主賓にしたお食事会に、「…わかった」と出席しようとしたゲンドウ。
( 私の眼には )息子に愛情をストレートに伝えられない、不器用な父親としてのゲンドウ。
そういったイメージがあったため、ヤングエースのゲンドウの「シンジ嫌い」表明が、たいへんアイロニーに感じました。
ATフィールドを使えるのなら、戦自一個師団程度、ゲンドウ一人で殲滅できそうな気がします。
狼藉者どもを成敗! まさに、暴れん坊司令。
でも、EVA量産機にはガジガジされるのかしら。
ところで。
ついに私も、エヴァ・ファンの嗜み。
「劇場リピート三回」を達成いたしました( 09/7/21現在 )
…実のところ、劇場に足を運んだのは、都合四回になります。パンフレットが欠品状態でしたので、入荷予想日に劇場に在庫確認のTELLをして、パンフ購入にだけ行ったからです。
車で100キロの距離を、1時間30分かけて。
アニメ版エヴァの終盤を、観ました。
劇場版エヴァの終盤も、観ました。
戦略自衛隊に襲撃され、使徒に対しては強固だったNERV本部が、予想外に脆く陥落していく様を観ました。
エヴァ弐号機だけでなく、初号機が出撃していれば、戦自だろうがEVA量産機だろうが敵でなかっただろうに、と。
碇シンジがヘタレ設定でなければ、ああいった結末ではなかっただろうに、と。
ヒーロー、ヒロインが活躍するアニメ映画の、定番であろう設定を、おそらく史上初めて改革したエヴァ。
貞本エヴァも、シナリオの進行は、碇NERVとキール・ゼーレの決裂。戦自の投入。
NERV本部接収、職員皆殺し。
碇シンジの階段下現実逃避までは同様でした。
…が、シンジを殺そうとした戦自隊員を始末した、碇ゲンドウの登場にはビックリしました。
アダムを取り込んだ事で、ATフィールドを自在に操り、敵を薙ぎ倒すゲンドウの強さに感動しました。
「 立て、シンジ 」と言う、ゲンドウの姿にも、良い意味で感動しました。
…で、「おまえが憎い! 俺のユイを取りやがって! 」とのたまったゲンドウに、
「頭おかしいんじゃないの?」と180°向きを変えて感動しました。
「孤独の苦しみ」「人への絶望」ということも、エヴァは大きな要素として含んでいるように思います。
そういう意味では、ゲンドウに温もりを与えてくれた、女性ユイは大きなウエイトを占めるのは共感します。
…で、実の息子に、「おまえを愛しいなんて思ったことなんてねぇよ!」とのたまうゲンドウの暴走ぶりが、
もうおもしろくって。
新劇場版:破の、「…お前が死ぬぞ!」「大人になれ、シンジ…!」と言うゲンドウ。
レイの企画した、親子二人を主賓にしたお食事会に、「…わかった」と出席しようとしたゲンドウ。
( 私の眼には )息子に愛情をストレートに伝えられない、不器用な父親としてのゲンドウ。
そういったイメージがあったため、ヤングエースのゲンドウの「シンジ嫌い」表明が、たいへんアイロニーに感じました。
ATフィールドを使えるのなら、戦自一個師団程度、ゲンドウ一人で殲滅できそうな気がします。
狼藉者どもを成敗! まさに、暴れん坊司令。
でも、EVA量産機にはガジガジされるのかしら。
ところで。
ついに私も、エヴァ・ファンの嗜み。
「劇場リピート三回」を達成いたしました( 09/7/21現在 )
…実のところ、劇場に足を運んだのは、都合四回になります。パンフレットが欠品状態でしたので、入荷予想日に劇場に在庫確認のTELLをして、パンフ購入にだけ行ったからです。
車で100キロの距離を、1時間30分かけて。