7月最終週の土曜日は、札幌近郊の山「無意根山(1,464m)」を
薄別ルートから登って来ました
8:00 無意根山ピークから望む羊蹄山~ニセコ連峰
暑中お見舞い申し上げます。
北海道の7月も後半になって気温がぐんぐんと上がってきて、
今日も30度予報
だけど本州の連日の殺人的酷暑にくらべると、まだ北海道は
救われています。
登山だって早朝に出発すれば熱中症も回避できて、比較的
涼しい時間に下山してこれます
■5:05 宝来沢林道入口
この宝来沢林道の第1ゲートは閉鎖されているものの、
Toshi以外の登山者数名(車両3台)は、ゲートのカギを開けて
入林しているらしく、なんだか一人アルバイト学生させられ
ている気分ですが、
な~に、このルート、
宝来小屋からの登り下りなら運動量が物足りず、それなら
最初から他の山を選ぶのです
やせ我慢して
陽が低く後ろから差し込む早朝の時間から歩き始めます。
6時を回って登山口、射し込む太陽が日中の暑さを予感させます。
いや~
まいりました
ブヨはいませんが蚊が凄い
薄別ルートが湿原歩きだということを忘れていました。
立ち止まると1秒で大きな蚊が露出したふくらはぎあたりに
くっつきます
なので止まれない、ひたすら歩き続けます
花の時期も過ぎていて、華がない「大蛇ケ原」
冬、この平原から眺める北壁の姿が美しいけれど、
夏はその広さをまったく感じられないのは残念です。
久し振りに眺めました「無意根尻小屋」(北大山スキー部管理)
小屋から先にいくつか急登があるものの、
そう距離を感じることなく、気が付くと元山ルートとの
分岐に差し掛かり..
その先はもうハイ松の廊下..
このダケカンバ、ハイ松を腰をかがめて歩くのがけっこう
首にくる
南方の山もすっきりと眺められます(頂上まであと少し)
これだけの晴天はいつ以来でしょうか。
陽射しはきつくなってきたけど頂上には一番乗り
爽快感が半端ないって
見通しの効かない現在の頂上から旧頂上まで250m、5分で
とぉ~うちゃこ
■7:55 旧頂上(三角点 標高1,460m)
札幌岳方向の奥は雲海です
薄曇りの雲海の上には夕張山地の姿がくっきり
雪渓がほぼなくなった夏姿の羊蹄山
羊蹄山からニセコ連峰、そして日本海に続く山並み・・・
画角180度、東方パノラマ(は、ヤッパリ変だぁ~)
この時刻、腹もそれほど減っておらず、
暑くなるので東西南北を画像に収めたら、ちゃっちゃと
下山します。
■8:00 下山
存在感の薄い現在の最高標高地点⇒故に頂上1,464m
食事は無意根尻小屋を使わせてもらいました。
中で飲める汲み上げ水はひゃっこくて美味しいわぁ~
今週も連日美味しくビールを頂いていますが、
今日も下山したら大通りのビアガーデンであります
そのために汗流している観がありまっす
日陰はまだ涼しい、この時間の宝来沢林道歩き(冬も、そして夏も長い長いぃ)
■10:20 宝来沢林道入口
札幌岳を止め、札幌第2の高峰「無意根山」にしましたが、
札幌近郊は何処に登ってもすっきりと晴れた良い登山日和に
なったのではないでしょうか
しかし、山頂付近にも雪渓が失われた大雪山連峰以外の山の
夏はちょっと寂しい・・というか物足りない。
晴れたのに文句を言うべからず..、
来週はもう8月の報告になりま~す