8月最初の登山は、ニセコ連峰最北の縦走路を歩く旅..
「岩内岳(1,085m)」~「雷電山(1,211m)」です
雷電山の途中の岩内岳は、Toshiのブログでの紹介がおそらく3指に入る多さだと思います。
数えていないけど、数多く登っている山は冬にはBCで滑ることもあるので、
春夏秋冬登って滑って良い山と言えるからでしょう
直近では昨年11月に「目国内岳(1,220m)」への縦走途中に登っています。
(因みに残雪期BCの報告はこちら)
岩内というところは、Toshiの住みたい町ベスト3にも入っていることでも
(この話をしだすと長くなるので止めておきます)
晴れ予報ともなれば何度でも訪れたくなる岩内岳です...
■6:55 岩内岳登山口
朝、札幌から車を走らせてくるのは小樽経由、帰りは倶知安、喜茂別経由です。
西区、手稲区を走るのは早朝だけ、これが良いですね
さて、去年から旧登山口(岩内スキー場)からのコースは廃道になりましたので、
(外資にスキー場を売ってしまったため)
新しい登山口から初めて登ることになります。
このオートキャンプ場から出発となる登山口から2合目までのコースはとてもイイ
キャンプ場は高いけど、
ここに泊まって翌朝まだ暗いうちにヘッドランプして登り、岩内岳頂上でご来光を望む
な~んてことをするにも安全な登山道であります。
2合目の標識の立っている旧道との分岐だけ、下山時に間違えぬように
初めて紹介するところは丁寧に解説するところがToshiのブログです
9合目、坂の下の雲が今日一日の山の様子を予言
当然だけど、
夏本番の季節に炎天下で長く山を歩くことは危険を伴います。
危険=熱中症ですね。
結論から言うと、ガスが多い道中となってその心配をしないで上り下りできたことがラッキーでした。
岩内岳とぉ~うちゃこ
■8:15 岩内岳
この時点で目国内岳はすっきり望めていますが、お隣の雷電山はどうでしょう?
春から夏にかけて、いつもいつも上空にガスがかかっている?(右奥)
笹の濃い一帯を抜けるので、朝はロングスパッツ着用が良い
しかし、
登山道は明確で陽が射しだすと朝露は消えます。
登山道脇の花も綺麗だ
日の当たる・・雪解け期は美しいお花畑(枯れたチングルマの群生地)
エゾカンゾウが綺麗な縦走路
キンバイも美しすぃ~
縦走路のアクセント『五ツ沼』の先はいよいよガスっています
しかし、
青空も覗く夏登山特有の景色
因みに、
この沼は池塘ではない
こんなにも見どころの多い登山道であったろうか?
いつもガスっていて良く印象に残っていなかったのかもしれないと、、振り返ると・・
すべて印象は雷電山のピークにあるんだろうと。
雷電山最後のトラバース路から蘭越町(尻別川)が望める
花の多い斜面の先は、若かりし頃海水浴をした雷電の海だ
■9:50 雷電山
何せ、曇っていても、晴れていても、のっぺらと平坦で、あたりの視界が望めないピークなもんでね。
頂上の標柱もショボいとなれば、人気も上がらない
確実に晴天であれば、(興味のある人は)ピークを越え、もはや廃道となった雷電温泉側へ抜けて行ってみてはどうか?
(大変な藪漕ぎ覚悟で・・)
■10:20 下山
不思議なことに、
岩内岳と雷電山の標高差が120m以上もあるように思えません。
多分に目の錯覚です。
岩内岳側から見ると、
長く穏やかに連なって「丘では?」とも認識される雷電山の標高は、
天狗の様相の目国内岳とそう変わらないのです。
復路で望む岩内岳(左下)を見ると標高差の違いは歴然
直射日光が当たらず涼すぃ縦走路歩き・・有り難う
■11:35 岩内岳(再)
やっぱり岩内岳はいいなぁ~
ジップシャツとTシャツの違いは首が日焼けるかどうかの違い(これが大きい)
積丹半島上空も夏雲に覆われて・・
■12:30 登山口(キャンプ場)
下山後は必ず入る岩内温泉は、当たり前ですが夏でも温度は高いままです。
“あつめの湯”には足だけ浸からせ、上半身はムリ
そのお湯に地元のお爺さんが涼すぃ~顔で入っておりました。
入浴後は地元の食堂でラーメン食べて、倶知安経由で札幌に帰っていきました。
羊蹄山は喜茂別側の頂上が望めていて、比羅夫、倶知安側に雲がたなびく・・これも
夏空特有のモクモク感が嬉しい一日でした、
とさっ
来週は久し振りにコアな日高山脈に分け入っていく予定です
ご丁寧な解説ありがとさん♪
うんまか空気ば吸って、
きれぇーか花や緑に囲まれて、
自然と笑顔もこぼるるばい。
トシクンの表情が
どれば取ってもやわらしかぁ。
愛するものに愛されとる・・
こげな幸せな時間ば過ごせるっちゃ
よっぽど前世は徳の高か人やったばいねぇ。
今週も良か山行報告ばありがとさん♪
また、よろしゅう頼どきまぁーす。
前世の徳は僕には分かりませんが、今は積まれておりません。
なので、後世は同じ歩くにしても金剛杖をついて四国のお遍路さんをして過ごさなければならないはずです。
たぐぴ~♪さんのお孫さんにご利益があるように祈ってとにかく歩いて歩いて歩きます。