10月、体育の日の連休日曜日は、ニセコの紅葉を眺めに
「アンヌプリ(1,308m)」を鏡沼コースから周遊してきました
登山口⇒鏡沼⇒アンヌプリ⇒五色温泉⇒ニトヌプリ⇒大沼⇒
五色温泉⇒登山口というルートです
まさに鏡のように写り込む朝[6:50]の鏡沼周辺の紅葉
「山の天気」を見ると、ニセコの山はどこも“曇り”予報だけど
下界の天気は“晴れ”となっている..
なんとも悩ましい天気予報だけど、まぁこの季節にニセコ
に訪れないと秋が過ぎていく感じがしないので、
やって来ましたニセコアンヌプリを目指す道道58号線です
(今年の道道58号線のクローズは23日AM11:00だそうですよ)
■6:20 登山口
途中の中山峠はまだ薄暗かったのでよく分からなっかったけど、
どうやら今日は雲海天気の様相で、空気が何か生暖かい感じ
がします
昨日はけっこう雨が降ったのでしょう。
笹が多いとも書いてあったのでToshiは予めスパッツに加えて
カッパの下を着用しました。
登山道はウェットでも、草木はとても生き生きとしていて、
この山域の保水力が羊蹄山同様に貴重なニセコ周辺の自然
を形成していることがわかります。
■6:40 鏡沼
ほどなくして、今日の目的の1つである鏡沼に着きました。
ガイドブックに載っている「アンヌプリを鏡のように映す沼」
だというので、こりゃあ一度眺めてみないといけません
ニセコの東(南)端、連峰の始まりはこのアンヌプリから・・・
思い描いていた以上に素晴らすぃ~
今日はここからの眺めが一番なので、何枚も写真アップ
しちゃいましょう。
パノラマにすると鏡が写っていないのが残念
つなげた方が雰囲気がでるかも?
Toshiのブログ、最近はスマホで覗いていただく方が多く
なっているかもしれませんが、残念ながらスマホ対応して
おりません
スマホで見ると文字も飛び飛び、写真も眺めづらいはず、、
出来たらパソコンで観てやってください
はい、
これを眺めてやっとこれからが登山です。
というのは、ここまではほとんど標高が稼げていないので
ここから標高差720mを登っていくわけです
■6:55 出発
ニセコヒラフのスキー場に抜けるまでそう距離を感じません。
それはこの時季のこの紅葉を愛でながら歩いているからで
しょうね。
スキー場の下は雲海です。
それにしても今日のこのコース、風が無く暖かい
でも、先日恵庭岳で見たように、登山道には雪虫がちらほら・・
ここ数日の暖かさといって良いでしょう。
来し方、ミズゴケに覆われる“鏡沼”と雲海が綺麗(ちゃんと鏡に木が写ってるし)
ご存じニセコ比羅夫スキー場のゲレンデに抜けました。
スキー場は開放感があって“ミニ山の会”メンバー大好きです
雲海と紅葉を眺めながらの登山は格別です
雲の二重構造で眺められる羊蹄山
ここから頂上はもうすぐ
まずはアンヌプリへのアプローチ、今回初めてのコースを十分
楽しめました~
■8:30 アンヌプリ頂上
アンヌプリ頂上には五色温泉側からの登山客が数組寛いで
いました。
皆さん、この時間に登頂できて最高でしょう
視界はこれからの時刻、だんだんと限らていくので・・・
さて、ここでの休憩はなし
先があるので五色温泉側にすぐさま下山します。
この時間まだ連峰の西端がわずかに望めます
五色温泉側からは沢山の登山客が登って来る...
紅葉の見ごろは中腹よりも下に
五色温泉までの標高差はおよそ500mしかないので、
下りはあっという間です
■9:15 五色温泉
かる~く食事を摂って、ここからチセヌプリを目指す予定で
したが、進むにつれて辺りにガスが近づいてきます。
空の色も青から高曇りの白に変わって来ました。
イワオヌプリ~ニトヌプリ周辺は、アンヌプリの中腹と趣が
ことなるのは山肌の違いによるものでしょう。
砂礫が白く、あたかも枯山水の人工庭園のような景色です。
しかし、ニトヌプリの登りはというと、
紅葉が少なく、笹原の登り返し・・
■10:15 ニトヌプリ(1,073m)頂上
アンヌプリがガスに隠れ、望めるのはイワオヌプリだけ
この位置から西(北)の方角も、
ガスに覆われてな~んにも見えなったので...
チセヌプリまでの往復をやめ、まだ見たことのない大沼まで
歩いていくことに変更です
■10:30 下山
~
■10:55 大沼分岐
大沼分岐から大沼までも良い景色がいっぱいだけど、
上げられる画像に限りがあります。
ここから大沼まであと2km弱の地点
といいながら、この自然庭園の紅葉は見納めだと思うと
沢山アップしたくなります
■11:40 大沼 ~イワオヌプリを背に~
ニトヌプリの頂上で視界が開けていれば、この大沼は北側に
ハッキリと望めたはずですが、それが眺められませんでした。
ニトヌプリから大沼までは、直線距離にして約1.2kmなのに、
随分と遠回りして(4km以上)歩いてこの沼までやって来まし
たが、
天気のせいなのか、景色は鏡沼の半分程度で沼面が沈んで
います
大沼というぐらいだから大きい(半径500m)
大沼を眺めながら、そしてラーメンをすすりながら、
本日の行程のテーマを“沼巡り”としました
今度はここから神仙沼までを繋いで行きます(神仙沼まで
は直線距離で2km)
■12:00 出発
紅葉は木々だけでなく草も萌えます
このあとイワオヌプリもいったんガスに隠れます。
紅葉ハイキング客とここで合流
沢山の車、沢山の人が行き交っていました。
■13:00 五色温泉
五色温泉には靴の洗い場が備え付けられました
ここで靴とスパッツを洗い、残された道道58号線の下り
およそ4kmを歩く最後の行程・・・
■13:55 登山口
長い報告にお付き合いいただきありがとうございました。
1,000mを超える山の紅葉はすでに見頃を終えていますが、
まだ来週も山麓ハイキングは楽しめそうです
それでは、また来週
いやぁ、すんばらしい絶景ばい・・
こげな所に身ば置いたら、
オイラの濁りきった目も一発で浄化さるるばいねぇ。
北海道に行くときは「どの時期」にしよかねぇ・・
て時々思うとばってん、秋もよかねぇ。
トシクンの行きよる場所は無理ばってん、
麓からでも拝ましてもらおう。
・・て、あと何年後になるやろね(笑)
日本中広しと言えども、1つの山にスキー場が4つもあるようなところはアンヌプリ
以外にはないですね。
広々としたスキー場のどこから登っても、最期はあの頂上にたどり着くわけです。
冬も夏も、これほど人を引き付ける山はそうないと思います
ヌプリとはアイヌ語で「こぶ山」のことらしいです。
北海道の胆振というエリアにこの「こぶ山」がいくつも連なってニセコ連峰を
形成してくれていることで、毎年この時季、東西の何処かでこの紅葉を楽しめる
ということは本当に贅沢なことだと思っています。
出来ればお薦めはやはり秋でしょうね
それにしても、アンヌプリを登って、下って、ニトヌプリに行って、また登り返して、またアンヌプリを登って・・・凄いですね・・・
さすがです。
鏡沼はアンヌプリの北東の陰になる場所にあるようで..
だからなのか、数あるニセコの大小の沼の中で一番風の吹かないような
環境になっているんだろうと思います。
沼面に波が立たず本当にきれいです。
で、最期のアンヌプリ登り返しはありません。
五色温泉からは道道58号線をてくてくと下っていくだけですよ!
ここでチャリ子を登場させれば“下り坂最高~”ってーのが加わって
楽しさが増すと..今度はそういう企てで行きたいです