宮城県白石市散策レポート その4(2017年6月21日実施)
ウォーキング開始!(1日目)
10.武家屋敷と梅花藻
お腹いっぱい温麺(うーめん)をいただくと武家屋敷に向かいます。
(地図のコースと違うルートで回っております。汗)
武家屋敷は沢端川沿いにあり、白石城の北側にあります。
かつては中級武士の屋敷があったところだそうで、現在も静かな住宅街であります。
そしてここは「梅花藻(バイカモ)」という水草の花見処でもあります。
冷涼で流れのある清流でないと生育しないという梅花藻。
さて、花は咲いているでしょうか…
残念ながら、まだ蕾。しかし、水面から顔を出した梅花藻の蕾はなんとも可愛らしく、
睡蓮や蓮以外にもこうして花を咲かせる水草があることに感動したのでした。
とは言え、滅多に見られるものではない梅花藻。ぜひ、ちょっとでもいいからお花を見せてと真剣に探すと、
ありました!水中で咲いている梅花藻の花を発見です。かわいいですね!
満開の梅花藻の様子はGoogleで画像を検索し、ご覧になってみてください。
梅花藻を観賞すると、いよいよ武家屋敷の中に入ります。
ちなみにJRのポスター制作のため、吉永小百合も訪れており、
こちらの橋の上でニッコリ微笑んでらっしゃるポスターを街中で見ることができます。
平成3年(1991)に小関家から白石市に寄贈されたのを機に全面的に修復が施され、現在に至っている武家屋敷。
解体時に「享保15年2月12日」(1730)の墨書が発見されたことから、280年余前の建築物であることが分かっています。
平面形状、架構手法ともに極めて素朴、古式。
農家住宅を素地とし、次第に武家住宅として体裁を整えてくる過渡的形態を示しており、
創建年代の明らかな遺構ということで宮城県の文化財に指定されています。(要入場料)
雨の日の武家屋敷はなんとも趣があり、心が落ち着くものですから、ゆっくり雰囲気を味わいました。
散策マップ
散策の様子は時系列で記しておりますが、これは上の地図のコースとは一致いたしません。
歩いた通りにコースを図示すると、あまりにも複雑で非効率的なので、分かりやすく整理して表示しました。
参考資料
- 観光用パンフレット「片倉小十郎の城下町 しろいし」
- 白石城パンフレット
- ウィキペディア「バイカモ」
つづく