美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。
初めて見た時は、通り過ぎようと思いました。
そんなに珍しいものではないだろうと思ったからです。
しかし、数歩歩いて、本当に珍しくないのか、と自問自答し、念のため調べてみることにしました。
最初は紫色の花が咲く菜の花だと思いました。(笑)

「ゴウダソウ」であります。
アブラナ科の仲間で、たくさんの別名を持つ植物であります。
最初、調べた時、色々な名前が出てきたので、訳が分からなくなりました。
「ゴウダソウ」が正式名称なのかどうかもよく分かりません。
人によっては「大判草(おおばんそう)」と呼んだり、「ルナリア」と呼んだりします。
また、「ギンセンソウ」とか「ギンカソウ」とも言います。

原産地はヨーロッパでイタリアからバルカン半島に自生しているとのこと。
「ルナリア」の「ルナ」はラテン語で月を意味するlunaに由来し、果実の形を月にたとえたものだそうです。
和名の「ゴウダソウ(合田草)」は1901年(明治34年)にフランスから日本に本種の種子を持ち込んだ東京美術学校(現・東京芸術大学)教授の合田清に由来しています。
別名のギンセンソウ(銀扇草)とギンカソウ(銀貨草)はどちらも果実の形にちなんでいます。
ギンセンソウは果実が薄く銀色に輝いて見える様子を銀の扇に見立てたことから、
ギンカソウは銀貨を連想させることからの命名です。
そういうことからか、「金のなる木」と俗称されることもあるそうです。
札幌の個人宅でチョコチョコ見かける花。
本当に丸くて平べったい実が生るのか、半信半疑でおりましたが、実物を見て感心しました!
面白い実ですね。
耐寒性があり、夏季の高温多湿に弱いことから、東北地方や北海道で栽培されているそうです。
写真を撮影しておいて良かったです。
<参考資料>
- ウィキペディア「ゴウダソウ」

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