庚申塔
街歩きをコツコツするようになって、目にするようになった「庚申塔」。
先日、北千住(東京都足立区)から帰る時、いつもと違う道を通って見つけました。
安養院の「庚申塔」です。
かなり古いものなのでしょうか。
かなり風化が進んでいます。
しかし、青面金剛(しょうめんこんごう)の下には三猿が、
そして側面には「三尸(さんし)之毒」と彫られているので、「庚申塔」であることが分かります。
元々この地にあったのかどうか分からなかったので、図書館や区政資料館等で調べてみたのですが、
今の所よく分かりません。
ただ、昨年、ちょっと真面目に「庚申」について調べた甲斐があって、
「何だか古い石碑」で終わらず、ちょっとうれしい私なのでした。
(やっぱり庚申講って、当時の人にとって大事な信仰だったんですねぇ。)
追記 その1
今回、安養院の庚申塔について、色々調べているうちに、
資料ってコツコツ読まなくちゃいけないんだなぁ、と思いました。
知りたいことが全然違うテーマの本に、ポッと出てきたりします。
できるだけ図書館に通って読んでみたいと思います。
まずは『足立区史談』かな。(すんごい量ですよ。涙)
追記 その2
庚申塔にも色々なタイプがあって、板駒型とか笠付型とかあるそうです。