コツコツ歩き隊!

北海道でランチ : 小樽でシルクをまとったかのような美しいオムライスをいただく

街歩きや散策の楽しみと言ったら、やはり「ランチ」であります。
その土地ならではの名物を食べてみたいですし、人気店や話題のお店で食事もしてみたいです。
あるいは気になったお店にぶらりと立ち寄ってみるのも楽しいです。
ラーメン、定食、B級グルメ、ご当地グルメ…
テーマは色々です。


久しぶりに小樽(北海道)に行きました。

JR 函館本線に揺られているうちに空腹となりまして、小樽駅に到着すると、早速、ランチをいただくことにしました。 
小樽も美味しいご飯がいただけるところ。
ソウルフードの「あんかけ焼きそば」は絶対、外せません。

しかし、久しぶりの訪問でちょっとばかし緊張したのか、私の胃袋は「ハンバーグが食べたい」と申しまして、洋食屋さんへ向かうことにしました。



伺ったのは、「小樽Muse」さん。
国道5号沿い、「小樽寿司屋通り」との交差点そばにあるお店であります。



店内に入ると、石油ストーブならではのしっとりと肌にまとわりつくような暖かさ。
赤い壁紙がとても印象的、どこか寒いヨーロッパの食堂を訪れたような気分となりました。
(北欧とかに行ったことはないけれど…)

「小樽 Muse」さんの一番人気は「熟成煮込みハンバーグステーキ」。
こちらをいただきたくて伺ったので、注文しようと思ったのですが、メニュー表のオムライスがとても素敵で気になってしまったものですから、急遽、変更しました。



こちらがその「デミグラスチーズオムライス」であります。



ご覧ください!
まるでドレスを着た貴婦人のような佇まい。
どうやって作るのでしょうね。
スプーンを入れるのが惜しくて、上から横から観察であります。



どこか湯葉のような質感でもあります。
光沢があり、なんと美しいこと。
見ているだけで幸せな気分となります。
意を決し、スプーンを入れると、デミグラスソースで味付けられたライスの登場です。



全体的に汁気の多いオムライスなのではありますが、水っぽく感じないのは第一に、細かくカットしたベーコンの量が多く、ライスよりもその存在感を口の中で主張していること。
第二にデミグラスソースに含まれるハーブ、ないしスパイスが良い後味を残すからだろうと思います。
こちらのデミグラスソースはちょっと個性的であります。
とても良い洋食屋さんに来られたと感心しながらオムライスを完食すると、食後のコーヒーが供されました。

ちなみにランチの「デミグラスチーズオムライス」は税込1000円。
セットとなっており、スープと飲み物がつき、これだけでも十分良心的なお値段だと思うのですが、さらにミニデザート(白玉ぜんざい)もついてくるので超感動なんであります。



小樽・女性の一人旅のランチに、あるいは初デートのランチに超お勧めのお店であります。
夫婦の記念日だって良いのではないでしょうか。
とても良いお食事ができると思います。



初っ端からすごく良い時間を過ごせたと大満足でお店を後にしたのでした。


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