コツコツ歩き隊!

炎天寺

あだちスタンプラリー

足立区(東京都)では、施設や観光名所など計24か所にスタンプ所を設け、
10個以上スタンプを集めると記念品がもらえるというお楽しみ企画を実施しています。
このスタンプラリーに参加すれば誰でも足立区の魅力を知ることができるとても良い企画だと
私は思います。
先日、すべてのスタンプを集め終えて感じたことは、
足立区はウォーキングがとても楽しい街だということ。
スタンプ集めは終了しましたが、スタンプ所周辺を散策したら何か面白い発見があるかもしれないと思い、
引き続き、またチョコチョコまわってみようと思います。
というわけで、今回訪れたスタンプ所は炎天寺(足立区六月)です。

炎天寺

炎天寺とは。
炎天寺は天喜年間(1053年~1057年)6月、源頼義・義家父子が奥州の安倍一族征討のおり、
本寺付近で野武士と苦戦し、石清水八幡宮に祈願し、勝利を収めたため建立されたという。
その際、地名も「六月(ろくがつ)」に改められた。
堂内には本尊阿弥陀如来の他、薬師如来、不動明王像が祀られ、
境内には庚申供養塔、阿弥陀如来、馬頭観音、五輪塔、六地蔵、わらべ地蔵、おこり神など
当時の人々の哀歓をたぐる各種石造物が数多くみられる。
「炎天寺」の名は、創建時の6月の気候が炎天続きだったことが由来となっている。
(足立区教育委員会標識板及び炎天寺設置標識板より)


門をくぐると右手に石造物が並んで見えます。
また炎天寺は江戸後期の俳人・小林一茶が数句を当地で詠んだと言われており、
一茶関係の記念碑があります。


境内にはカエルの像があり、とてもかわいいので思わず顔がほころんでしまいます。
写真右下のカエルの像は福蛙と呼ばれ、撫でると良いそうです。

毎年11月23日には「一茶まつり」があり、一茶行列や全国小中学生俳句大会などが行われているそうです。
この日に訪れてみるのもいいですね。

スタンプ

スタンプのデザインも一茶の句にちなみにカエルになっています。
「やせ蛙 負けるな一茶 是にあり」
炎天寺を訪れたならぜひ、このスタンプを押してみてくださいね。
きっと素敵な記念となるでしょう。
スタンプは一茶像のすぐそばにあります。

よりみち・八幡神社


八幡神社は炎天寺のとなりにあります。炎天寺とともに創建された神社です。

神社の入り口の所にある立派な松は「旗掛の松」と呼ばれ、村人により植え継がれて今日に至っています。
賊との戦いの際、源義家軍の白旗を掛けた松なのだそうです。
この松にもきっと色々な歴史があることでしょう。
一言で「植え継ぐ」と言ってもきっと色々な苦労があったに違いありません。
歴史の重さと人々の思いを感じる松の木です。

ウォーキングコース

炎天寺周辺のウォーキングコースを作ってみようかと思ったのですが、
炎天寺前のガードパイプを見て、
東京都生活文化局の「歴史と文化の散歩道」のコースになっていることが判明。

(ガードパイプが好きなので、これを見てテンションが上がりました!こりゃ、すごい!!)

また、足立区でも独自散策コースを作っているので、興味のある方のために両方紹介しておきたいと思います。

こりゃ便利だわ。(笑)
今度このコースでウォーキングしてみよう!!


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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