コツコツ歩き隊!

お花で一休み(102) 散形花序と散房花序

美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。


「今年もノコギリソウに出会えたな。記事にしよう。この花もノラニンジンみたいだから、散形花序のお花かな。確認しておこう。」

と思って、ウィキペディアで調べてみることにしました。
昨年、サブロク通り(国道36号)の道端で発見したのですが、他の記事書きで忙しく、紹介することができなかったのです。
(前回、散形花序の「オオハナウド」を紹介したので、今回も散形花序の花を見つけた、と書こうと思いました。)


「ノコギリソウ」にも色々あるらしく、こちらの花が「キタノコギリソウ」なのか「セイヨウノコギリソウ」なのかよく分からず、とりあえず「ノコギリソウ」としておきたいと思います。

ところで、当ブログの主力テーマ「お花で一休み」は今回で102回目を迎えました。
「…一休み」としているのは、道端で咲いている植物をテーマにしたら、簡単に記事が作成できて、ブログ運営が楽になるのではないかと思ったからです。
記事作成の一休み的テーマとして始めたのです。

ところが、これが大誤算。
花の名前を見つけるのに、恐ろしく時間がかかり、一休みどころが大がかり。
ひどい時は完成までに3~4日かかります。
花図鑑アプリで簡単に分かる時もありますが、全く分からないことも多く、そういう時は思い当たるワードを片っ端から入力してググります。
それで見つかればまだいい方。
ワードが尽きた時は遠く空を見るしかありません。

ああでもない、こうでもない、と苦労しているうちに、お花の検索には植物を分類している専門用語が便利であることに気がつきました。

札幌の場合は「マメ科」と「散形花序」であります。
(なんだか知りませんが、やたらマメ科の植物が多い札幌であります。)

なのに!

「ノコギリソウ」を調べたら、また別の専門用語が出てきました。

「散房花序」であります。
(ノコギリソウの花は「散房花序」タイプだそうです。)

ちんぷんかんぷんで、いつものごとく遠く空を見つめました。
これは何かの間違いではないかとすら思いました。(笑)

ちなみに、
  • 散形花序 : 花軸の先に柄をもつ花が放射状につくもの。
    eg)サクラソウ、セリ、ニンジンなど
  • 散房花序 : 花軸につく柄が下部ほど長く、上部は短いため、全体がドーム状になる。
    eg)アブラナ、ナズナ、コデマリなど
だそうです。
なお、散房花序は「総状花序」と「散形花序」の中間型だそうです。

「総状花序」とな!?
遠く空を見つめました。
今回はここまでにしたいと思います。

さて、話は戻って「ノコギリソウ」。


こちらの植物は葉っぱが独特な形なので、花図鑑アプリを眺めている時に覚えたました。
いつもと逆のパターン。
路上で実際に咲いている「ノコギリソウ」を見て感激しました。

キク科ノコギリソウ属。
「ノコギリバナ」や羽衣の故事から「ハゴロモソウ」などの別名をたくさん持っています。


先日は赤い花のノコギリソウも見つけました。


いつか「総状花序」、「花軸」、「花柄」、「穂状花序」についても覚えたいと思います。
とりあえず、
さくら荘産経新聞を読んで、ナズナ さん、ボゥっとする。」
で「散形花序」と「散房花序」を覚えたいと思います。(涙)

<参考資料>
  • goo国語辞書「散形花序」、「散房花序」
  • コトバンク「散房花序」
  • ウィキペディア「ノコギリソウ」

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