白石歴しるべ
北海道は日本の中でも新しい街が多い所です。
しかし、どの街も歴史を大切にしていて、史跡として残すべきものと考えたものには、
説明板を設置して、後世に伝える努力をしています。
こちらのレンガ造りの建物も大事な史跡の1つ。
「旧本通倶楽部」です。
昭和3年に建てられました。
「小端立て空間積み」という方法が用いられています。
「小端立て空間積み」はサイロや林檎倉庫等、温度湿度管理の大切な建物に多く使われる積み方だそうです。
木造建てのものが多かった当時においては、大変珍しかったそうです。
こちらの建物は会合や娯楽行事に、また農繁期には保育所として使われました。
当時の生活の様子を知る上でも重要な建物であると思いました。
参考資料
- 「旧本通倶楽部」前に設置された説明板
- (有)吉田工業所HP「れんがについてのいろいろな積み方」