金沢区の魅力いっぱい 健康ウォーキング2015 月間スタンプラリー(11)
前回からの続きです。
ウォーキングマップについては「横浜市金沢区を歩く(26) 並木エリア その1」をご覧ください。
ウォーキングスタート
2.シーサイドショッピングセンター
次のスタンプ設置場所である「UDCN並木ラボ」(81番)。
住所で所在地をググった所にはなく、途方に暮れました。
ちなみに「シーサイドショッピングセンター」の名店会の中にあります。
(それくらいはスタンプ帳に記載してあってもいいのではないかと思うのだけど。)
並木ラボは大学と地域をつなぐ街づくり拠点として、講座やイベントの開催、カフェ実施などで住民に開放しているとのこと。
私が訪れた時は赤ちゃんとお母さんが集まっていて交流会が行われていたようです。
名店会には八百屋さんやドラッグストア、衣料品店などがあり、近場にあったら助かるお店が集まっています。
その中に4つ目のスタンプ設置場所(67番)「菓匠 富貴」があります。
こちらのお店は「金沢ブランド」に認定されたお菓子をたくさん作っているお店で、
私は「金沢とうふ」(第1回認定)とロシアンケーキを買いました。
(ロシアンケーキ、大好きなんだよねぇ。)
「金沢とうふ」(左)は地元のお豆腐屋さんから仕入れた出来立ての豆乳と卵白で焼き上げた白かすてらを豆腐に見立て、
柚子あん、胡麻あんをはさんだもの。お茶菓子にとても良いと思います。
続いて、趣味で集めている「風景印」を設置している横浜並木郵便局へ。同じエリア内にあります。
風景印テーマ : 船だまりに遊ぶ海鳥
切手 : 童画のノスタルジーシリーズ[第1集] 「春の太鼓」(82円切手)
文字が鮮明に出ないと局員の方が恐縮されておりましたが、それもまた手押し印の醍醐味。
新調されたら、また伺いたいと思います。
3.富岡八幡宮
ショッピングセンターを出た後、富岡八幡宮に向かいますが、その前に「富岡八幡宮公園」で休憩します。
園内はとてもきれいで神社の前ということで趣のある造りとなっています。
その公園の一隅に記念碑が2つ置かれています。
1つは富岡漁業協同組合が「金沢地先埋立事業」に合意したことと、
それによって誕生した新しい土地の名を「並木」としたことを表した記念碑(左)で、
もう1つは宮の前海岸跡の記念碑(右)です。この記念碑にはさらに「海水浴発祥」とも記されています。
先祖代々受け継がれてきた地と生業を都市開発のために明け渡すと決断するのは
相当大変なものだったのではないかと推察されます。
富岡漁業協同組合が守ってきた、横浜市無形文化財である「富岡八幡宮」の伝統行事「祇園舟」もまた、
富岡が海の街であったことを証する大事なお祭りであり、できれば来年拝見してみたいと思いました。
さて、いよいよ「富岡八幡宮」にお参りします。
富岡八幡宮は建久2年(1191)、源頼朝により創建されました。
初めは摂津西宮神社の蛭子尊が分霊され祀られました。
安貞元年(1227)に八幡大神が現れ、自分を祀るようにと託宣があって以後、八幡宮となったと伝えられています。
当社で有名なものとしては横浜市無形文化財の「祇園舟」、「卯陪従」という湯立て神楽、
横浜市指定文化財の梵鐘、社叢林等が挙げられ、境内には説明板(右)がたくさん設置されています。
また、金沢七福神の蛭子(恵比寿)様も祀られています。
裏参道(左)から抜け、再び並木エリアに向かいます。
富岡八幡宮の山沿いに整備された小道を歩きながら、来年の七福神めぐりはどこで行おうか、考えるのでした。
お世話になった本
- 横浜金沢魅力帳
つづく≫