輝く太陽が降り注ぐ青空の下、ボクは大きな河川敷の土手沿いの遊歩道を散歩していました。
しばらく、そよ風の吹く心地よさと、太陽の暖かさに身を委ねて、遠い空の雲眺めながら散歩していました♪
すると、前方にサクラの木が一本ありました。サクラはすでに散っていて、真緑の葉っぱが生い茂っていました♪
そのサクラ木の下で、一人の車椅子の青年がポツリとたたずんでいました。
多分、ボクと同じように、晴れた爽快な空間に身をゆだねて心地良さを味わっているんだと思いました♪
ボクの姿が彼の視界に入ったらしく、ボクの存在に気付いた彼は、こちらをチラリと見て軽く会釈をしてきました♪
ボクも、その爽やかな笑顔を見せて挨拶をくれた彼に軽く会釈を返しました♪
失礼ながらも、ボクは声をかけてみました。
ここで何をしてるんですか?そう尋ねると、彼は答えました。
私は今ココで生かされてる事を実感してるんです。
ボクは、さらに訊きました。生かされてるってどういう事ですか?すると彼は、
こうして自然の中に身をゆだねて静かに風景を眺めていると、雲が悠々と流れていたり、鳥が大空を自由に羽ばたいていたり鳴いていたり、河が流れていたり・・・そんな景色を無心でジっと見たり感じたりしていると、私は生きてるんじゃないんだと実感したんです。ボクは、ボクとして生きられる様に自然の働きの中で、大いなる働きの中で生かされてるんだ・・・そう思えるんです♪
彼は、穏やかな口調で何かを悟ったかのように淡々とボクに答えてくれました。深い考えを持った彼と違って、ボクは、そんな事は思いもせずに生きてきたから、ちっぽけな返答しか出来なかった。
そうですね・・・そんな風に思えるって素敵ですよね♪・・・分かったように言うしかなかった。
ボクは、思い切って彼に気になってた質問をしてみました。
どうして車椅子なんですか?すると彼は、
ボクはね、脳性麻痺によって生まれつき下半身が不自由なんです♪だから、あなたみたいに自分の足を使って散歩できるのが凄く羨ましいですね♪
ボクは凄く恥じました。ボクが当たり前に感じ、当たり前に行ってる事が、彼にとってスゴクウラヤマシイ事だったんだと・・・。
その後も、ボクは、その青年とずっと会話を楽しんでいました♪
彼は、自分の事を不幸だなんて、これっぽっちも思っていませんでした。
ただ、自分が自分らしく、自分の人生を謳歌すればそれでいいんだと★
そう誇らしく語る青年の横顔は、世界で一番美しい横顔でした・・・。
しばらく、そよ風の吹く心地よさと、太陽の暖かさに身を委ねて、遠い空の雲眺めながら散歩していました♪
すると、前方にサクラの木が一本ありました。サクラはすでに散っていて、真緑の葉っぱが生い茂っていました♪
そのサクラ木の下で、一人の車椅子の青年がポツリとたたずんでいました。
多分、ボクと同じように、晴れた爽快な空間に身をゆだねて心地良さを味わっているんだと思いました♪
ボクの姿が彼の視界に入ったらしく、ボクの存在に気付いた彼は、こちらをチラリと見て軽く会釈をしてきました♪
ボクも、その爽やかな笑顔を見せて挨拶をくれた彼に軽く会釈を返しました♪
失礼ながらも、ボクは声をかけてみました。
ここで何をしてるんですか?そう尋ねると、彼は答えました。
私は今ココで生かされてる事を実感してるんです。
ボクは、さらに訊きました。生かされてるってどういう事ですか?すると彼は、
こうして自然の中に身をゆだねて静かに風景を眺めていると、雲が悠々と流れていたり、鳥が大空を自由に羽ばたいていたり鳴いていたり、河が流れていたり・・・そんな景色を無心でジっと見たり感じたりしていると、私は生きてるんじゃないんだと実感したんです。ボクは、ボクとして生きられる様に自然の働きの中で、大いなる働きの中で生かされてるんだ・・・そう思えるんです♪
彼は、穏やかな口調で何かを悟ったかのように淡々とボクに答えてくれました。深い考えを持った彼と違って、ボクは、そんな事は思いもせずに生きてきたから、ちっぽけな返答しか出来なかった。
そうですね・・・そんな風に思えるって素敵ですよね♪・・・分かったように言うしかなかった。
ボクは、思い切って彼に気になってた質問をしてみました。
どうして車椅子なんですか?すると彼は、
ボクはね、脳性麻痺によって生まれつき下半身が不自由なんです♪だから、あなたみたいに自分の足を使って散歩できるのが凄く羨ましいですね♪
ボクは凄く恥じました。ボクが当たり前に感じ、当たり前に行ってる事が、彼にとってスゴクウラヤマシイ事だったんだと・・・。
その後も、ボクは、その青年とずっと会話を楽しんでいました♪
彼は、自分の事を不幸だなんて、これっぽっちも思っていませんでした。
ただ、自分が自分らしく、自分の人生を謳歌すればそれでいいんだと★
そう誇らしく語る青年の横顔は、世界で一番美しい横顔でした・・・。