日々好日 

日々の出来事や感じた事を写真等を
使用して気ままに綴ります。

ケアハウスその2

2012-07-18 16:50:35 | Weblog

 

総べて良い事ずくめとはいかないのは世の常です。
私の入居した所は80名で常にフル回転で空部屋がない状況で、
私の場合も38人待ちと言われた。
また認識不足で私はここが終焉の住み家と考えていたがそうでは無かった。
ケアハウスは自立した生活が出来る事、初めから認知症と判れば入れない。
とても驚き感動したのは今年百歳になる方が自立して入居している、もう3年位になると聞いた
ここは食堂で同じ食事をカウンター越しに自分でお盆に取りテーブルまで運ぶ、
そして終わればまたカウンターまで片付ける。
この様な事が出来ないとここに居られないと知る。
手押し車で食堂に来る人も10名位いる様だ。
初めはいつも元気で健康な仲間に囲まれていたので自分がみじめで悲しい気分だった、
いつか行く道を真の当たりにして困惑した我が身がそこに居た。
現在介護の現場では若い人達がその任務を果たしてくれているのに高齢者の私が
目をそむけてはどうすると思った。
この場所からデイサービスに行く人もいることも知り、また会社勤めの男性も居る様子、
人生初めての体験で夜も良く眠れず、何でも気力が有る内でないと乗り切れないと痛感する。

この施設は男性10名女性70名で一つの社会があり一番の問題事項は人間関係!
これは生きている限り人との関わり合いが継続する。