…昨日に引き続き、ジョン・カーペンター…。
■『ゼイリブ』 (1988年/米) ジョン・カーペンター監督
彼の『ゼイリブ』は風刺の効いた如何にも映画的ユーモアに溢れた作品だった。
中でも主演のロディ・パイパーがプロレスラーという事もあり、プロレス技のアクションが何とも滑稽でヨロシイ!
特に、サングラスを同僚に掛けさせる際に、乱闘にまで至ってしまう場面は、ちょっとした見せ場で、見事なアクション繋ぎの編集を見せてくれる。
あれこそアクション映画の真骨頂! やや大袈裟か…?
5分以上の乱闘シーンは不自然だと巷では噂だが、推測するに、あの撮影には何日も費やしているように思える。
一見して『大砂塵』だとは言わないまでも、スタンリー・ヘイドンとアーネスト・ボーグナインの乱闘シーンを、ついつい思い出してしまう…。
■『大砂塵』 (1954年/米) ニコラス・レイ監督
ジャン=リュック・ゴダールの『気狂いピエロ』では、ベビーシッターが『大砂塵』を見に行ってアルバイトを休んでしまう。
妻から理由を聞かされたジャン=ポール・ベルモンドが「それなら仕方が無い…」と納得する場面があった。
どうやら、リスペクトしていたようだ。
ギターを背負った主人公ジョニーギターのキャラクターは、その後、日活アクション映画『ギターを持った渡り鳥』の小林明へと繋がる。
人造人間キカイダーも同じ流れだろう…。
■『気狂いピエロ』 (1965年/仏=伊) ジャン=リュック・ゴダール監督
■『ギターを持った渡り鳥』 (1959年/日活) 斎藤武市監督
ヴィム・ヴェンダースは監督のニコラス・レイを師事し、彼の最後の作品『ニックス・ムーヴィー 水上の稲妻』を共に撮る…。
■『ニックス・ムーヴィー 水上の稲妻』 (1980年/西独) ヴィム・ヴェンダース&ニコラス・レイ監督
そう言えば、ピーター・ボグダノヴィッチにも見たような題名の映画があったような…。
『ニッケルオデオン』だったか…!?
■『ニッケルオデオン』 (1976年/米) ピーター・ボグダノヴィッチ監督
因みにP・ボグダノヴィッチが師事したのは名匠ハワード・ホークス。
『ラストショー』の最後の上映は『赤い河』だった!
■『ラストショー』 (1971年/米) ピーター・ボグダノヴィッチ監督
■『赤い河』 (1948年/米) ハワード・ホークス監督
J・カーペンターもH・ホークスの『遊星よりの物体X』をリメイクしている。
■『遊星よりの物体X』 (1951年/米) ハワード・ホークス監督
■『遊星からの物体X』 (1982年/米) ジョン・カーペンター監督
確か、H・ホークスの娘婿はウィリアム・フリードキンだったような…。
ポークパイハットを被ったポパイ刑事がニューヨークを舞台に大暴れする『フレンチコネクション』は印象に残る。
ジョン・フランケンハイマーが撮った、マルセイユを舞台とする続編の方もなかなか捨て難い!
ハンバーガーのお使いを頼む場面は、ジーン・ハックマンの名人芸だ。
ちょっと話が逸れたようで…。
■『フレンチ・コネクション』 (1971年/米) ウィリアム・フリードキン監督
■『フレンチ・コネクション2』 (1975年/米) ジョン・フランケンハイマー監督
『ゼイリブ』で効果的に使われていたサングラスは、直ぐにコンタクトへと変更されるが、レジスタンス活動家の集会所でそれを受け取る場面がまた良い!
顔、手元、人物から人物へと物が移動する流れをカメラが追い、それをカットで繋いで、リズムを作って行く。
細かく繋げば良いというものではないが、リズム感を齎す流れのあるカット編集だった。
ああいう箇所に映画の語り口を感じる訳だなぁ…。
…という訳で、何とかブギーマンに扮してみました。
楽しいハロウィンパーティーを!
■『ゼイリブ』 (1988年/米) ジョン・カーペンター監督
彼の『ゼイリブ』は風刺の効いた如何にも映画的ユーモアに溢れた作品だった。
中でも主演のロディ・パイパーがプロレスラーという事もあり、プロレス技のアクションが何とも滑稽でヨロシイ!
特に、サングラスを同僚に掛けさせる際に、乱闘にまで至ってしまう場面は、ちょっとした見せ場で、見事なアクション繋ぎの編集を見せてくれる。
あれこそアクション映画の真骨頂! やや大袈裟か…?
5分以上の乱闘シーンは不自然だと巷では噂だが、推測するに、あの撮影には何日も費やしているように思える。
一見して『大砂塵』だとは言わないまでも、スタンリー・ヘイドンとアーネスト・ボーグナインの乱闘シーンを、ついつい思い出してしまう…。
■『大砂塵』 (1954年/米) ニコラス・レイ監督
ジャン=リュック・ゴダールの『気狂いピエロ』では、ベビーシッターが『大砂塵』を見に行ってアルバイトを休んでしまう。
妻から理由を聞かされたジャン=ポール・ベルモンドが「それなら仕方が無い…」と納得する場面があった。
どうやら、リスペクトしていたようだ。
ギターを背負った主人公ジョニーギターのキャラクターは、その後、日活アクション映画『ギターを持った渡り鳥』の小林明へと繋がる。
人造人間キカイダーも同じ流れだろう…。
■『気狂いピエロ』 (1965年/仏=伊) ジャン=リュック・ゴダール監督
■『ギターを持った渡り鳥』 (1959年/日活) 斎藤武市監督
ヴィム・ヴェンダースは監督のニコラス・レイを師事し、彼の最後の作品『ニックス・ムーヴィー 水上の稲妻』を共に撮る…。
■『ニックス・ムーヴィー 水上の稲妻』 (1980年/西独) ヴィム・ヴェンダース&ニコラス・レイ監督
そう言えば、ピーター・ボグダノヴィッチにも見たような題名の映画があったような…。
『ニッケルオデオン』だったか…!?
■『ニッケルオデオン』 (1976年/米) ピーター・ボグダノヴィッチ監督
因みにP・ボグダノヴィッチが師事したのは名匠ハワード・ホークス。
『ラストショー』の最後の上映は『赤い河』だった!
■『ラストショー』 (1971年/米) ピーター・ボグダノヴィッチ監督
■『赤い河』 (1948年/米) ハワード・ホークス監督
J・カーペンターもH・ホークスの『遊星よりの物体X』をリメイクしている。
■『遊星よりの物体X』 (1951年/米) ハワード・ホークス監督
■『遊星からの物体X』 (1982年/米) ジョン・カーペンター監督
確か、H・ホークスの娘婿はウィリアム・フリードキンだったような…。
ポークパイハットを被ったポパイ刑事がニューヨークを舞台に大暴れする『フレンチコネクション』は印象に残る。
ジョン・フランケンハイマーが撮った、マルセイユを舞台とする続編の方もなかなか捨て難い!
ハンバーガーのお使いを頼む場面は、ジーン・ハックマンの名人芸だ。
ちょっと話が逸れたようで…。
■『フレンチ・コネクション』 (1971年/米) ウィリアム・フリードキン監督
■『フレンチ・コネクション2』 (1975年/米) ジョン・フランケンハイマー監督
『ゼイリブ』で効果的に使われていたサングラスは、直ぐにコンタクトへと変更されるが、レジスタンス活動家の集会所でそれを受け取る場面がまた良い!
顔、手元、人物から人物へと物が移動する流れをカメラが追い、それをカットで繋いで、リズムを作って行く。
細かく繋げば良いというものではないが、リズム感を齎す流れのあるカット編集だった。
ああいう箇所に映画の語り口を感じる訳だなぁ…。
…という訳で、何とかブギーマンに扮してみました。
楽しいハロウィンパーティーを!
** 今一度書き込んでみました(´∀`)ケラ
大変失礼致しました。
不慣れな操作ミスでお手間を取らせてしまい恐縮です。
お詫びの印として、何か私に出来る事があれば、何でもおっしゃって下さい。
平に…。