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がじゅまる日記

がじゅまる育成記録用に始めたブログだったのですが、食べ物の話と子供ネタばっかり。

ケニア旅行記

2006年09月24日 | 徒然草
ケニアにはまるまる3日間滞在。

その間、移動は全てツアー会社サロンゴのワゴン車でした。ドライバー(兼サファリガイド)は無口で渋いジェームス氏。
サロンゴって会社も基本的に日本人と韓国人向けのツアー会社とのこと。
エジプトもそうでしたが、HISは現地ツアーはすべて丸投げなんすね。。。ま、別にいいけど。

↓ワゴン車は日産製ですが、かなり改造されていて天井部分はこのように開口します。


↓車内にはドライバー、添乗員含め計8名が乗車しました。


ケニアはびっくりするくらいの車社会。
ナイロビでは通勤通学渋滞なんてのにも遭遇しました。
そのかわり、道路は非常に悪いです。
一部の道を除き、舗装がはげはげ、でっかい穴があいていたり、石がごろごろ落ちていたり、とまるで林道のような走り心地です。

車に酔うのが心配だったのですが、そんな心配は無用。酔う暇などありません。
そのかわり、頭を打たないように、舌を噛まないように、と気をつけなくてはなりません!

↓一泊目の宿はレイク・エレメンタイタ・ロッジ。サファリロッジはみな豪華です。


↓ロッジの食事はバイキング形式。肉(チキンかビーフ)がメインで、魚はほとんどでません。


ロッジ近くのナクル湖国立公園(ここはフラミンゴで有名)に初サファリ。
雨が降ったり止んだり、という天気でしたので、けっこう寒かったです。
雨のサファリもなかなか雰囲気があってよかったです。雨のおかげでナクル湖名物の砂ボコリも少なかったしね。

ここではめずらしい豹を見ることができました。
ただ豹はたいへん用心深いので、藪の中に隠れてしまい全身をみることはできませんでした。

↓もちろんフラミンゴもいましたが、雨の中に佇むロスチャイルドキリンが印象的でした。


さて、この日のロングドライブが効いたのか、雨の中のサファリドライブが効いたのか、またはカイロでの食事が効いたのか分かりませんが、夕飯後に強烈な腹痛&発熱に襲われてしまいました。
渡航者下痢症(または旅行者下痢症)ってやつです

へろへろのまま、翌日はマサイマラに再び移動。6時間近くのハードなドライブでした。
日本から持っていったポカリスエット粉末が命の糧でした。
ミネラルウォーターに溶かし、脱水症状にならないようにチビチビと補給。

マサイマラではマラ・ヒッポ・ロッジに2泊。
ここも全体的に豪華なロッジ。食事はあいかわらずバイキング形式でした。
シャワーは熱いお湯がじゃんじゃん出て、気持ちよかったです。

↓こんな感じのかわいいロッジが30~40ほど点在してました。


↓たまにマサイ族がヤギを追って通過していったりします。


マサイマラ国立保護区では早朝と日暮れ前に、計4回のサファリドライブをしました。
ここはケニアで一番たくさん動物がいるという話どおり、非常に多くの動物をみることができました。
ライオンにもあっさり会うことができました。草食動物はそれはもううじゃうじゃと。

マサイマラではおもしろいアクシデントがありました!
藪の中でライオンの群れが寝ているところをガイドさんが見つけ、道を少しはずれて(本当はルール違反)近づいていったところ、群れの目の前で車がスタック!!
タイヤが空転してしまい、前にも後にも進めません。

群れの見張り担当のメスライオンが一頭、「うるさいなー」といった感じで近づいてきました。

↓分かりにくいですが、写真中心付近に見張りライオンがいます。距離は10~15m。


さてどうするのかな~と思っていたら、ガイドは慌てず携帯電話で仲間に連絡を。
しばらくすると車が3台やってきました。どの車もお客さんを乗せていましたが。。。

一台、強力な4輪駆動車がありましたので、それにロープを繋いで引いてもらうことになりました。
が、ここで大問題。誰が車を降りて(本当はこれもルール違反)ロープを結ぶ??
ライオンは10m程度はひとっとびらしいです。こわ~

ドライバー同士が相談して決めた作戦は、一台がライオンの前に移動して視界を塞ぎ、その隙に一人が降りてロープを結ぼう!というものでした。

↓車を降りた勇敢な人。かなり腰が引けてますが。。。


↓このドライバーはライオンを見た瞬間に顔色を変え、決して車を降りようとはしませんでした


プロのサファリガイド達はびっくりするくらい慎重でした。
ここは動物の土地なんだなぁと改めて思いましたね。

↓こんなふうになりたくないですもんね。ヌーの生首。


↓こちらは癒し系の光景。草原を行くダチョウとその雛達。


↓マサイの村にも行きました。ジャンプのダンスで歓迎してくれてます。格好よかったので、左端の人が纏ってる布と同じデザインの布を購入しました。


最終日はまたロングドライブの後、ナイロビに戻りました。
ナイロビでは野生動物の肉を食べたり(レストラン入り口では銃を持ったガードマンが。。。)、現地人御用達のスーパーマーケットでお土産を買ったり(ここでも銃を持ったガードマン)した後、ホテルで数時間過ごしました。

窓からは世界の危険都市ランキングの5本の指に入るというナイロビの市街地が見えました。
隣のビルの屋上には数人の男がぶらぶらしてホテルの方をじーっと見ておりました。こわ~

↓カーテンの隙間からパチリ。



ケニアでは初日に体調を壊したせいか、非常にタフな旅となりました。
思ったよりも寒かったですし。
アフリカへはポカリスエットの粉末をたくさん持って行くのをおすすめします

エジプト旅行記

2006年09月24日 | 徒然草
過去のブログにも書きましたが、今年の夏休みはカイロ&ケニア8日間というHISのツアーに行ってきました。
8日間のツアーなのですが、日本⇔カイロ⇔ナイロビの移動時間がありますので、遊べるのは実質5日間。
うち、エジプト(カイロ)は初日と最終日で合計2日間、ケニアがその間の3日間の旅でした。

まずはエジプトの旅行記から。
ピラミッドとかナイル川についての話はネット上に山ほどありますので、ちょっと違うお話を。

今回のツアーは成田から日本人添乗員さんがびったりと付き添うお気楽極楽ツアーだったのですが、カイロでは現地のガイドさんも加わりました。
車も現地のツアー会社のもの。
「sakuraツアー」という名前の会社で、主に日本人と韓国人をお客さんとしてるそうです。

↓車は日本車ではなく、韓国車(現代)でした。


カイロ空港(写真撮影は×)にはよる到着でしたので、ギザに移動してホテルにチェックイン。
「デルタ・ピラミッド・ホテル」というホテルに宿泊です。

↓ホテルのエレベータープレート


↓案内されたのは2部屋もある広い部屋。ベッドルームはこんな感じでした。


朝食はバイキング形式でした。
エジプトのパン(インドのチャパティによく似てます)や巨大なアップルパイの他、謎のコロッケ、オムレツ、生野菜、ピクルスなどなど。
客は日本人はあまり見かけませんでした。
アラブ系のお客さんもちらほら見かけました。

↓巨大アップルパイ


↓右から、オムレツ&豆の煮物&謎のコロッケ(すり潰した枝豆を揚げたものと判明、んまい!)、奥の皿はパン&チーズ、左は生野菜&ピクルス&黒オリーブ。


さてさて、ここで油断して生野菜を食べたのが後々になって問題になったのですが、それはケニア編で。
立派なホテルだから大丈夫だと思ったんだけどな~~

朝飯を食って部屋に戻り、なんとなく窓のカーテンを開けるとびっくり
窓の外には砂漠が広がり、その先にはピラミッドがあるではありませんか!
窓からピラミッドが見える景色はなんか不思議な感覚で、地球の光景とは思えませんでした。
火星に来た感じ。(行ったことないけど。。。)

↓これが窓からの光景。ここはもう地球じゃありません。まるでトータルリコールやスターゲート、はたまたゼビウス!


↓もちろん、その後はピラミッドに入ったり、スフィンクスに接近したりしました。


↓これはちょっと珍しいサッカラ(最も古い王都)の階段状ピラミッド。


さて、カイロの9月は「なつめやし」の収穫期。
川沿いにはたくさんのなつめやしが植えられており、みな大量の茶色い実をつけています。親指くらいの大きさの実です。
このなつめやし、ラマダン明けの食べ物としてコーランにも出てくるらしく、エジプト人は大好物とのこと。栄養もすごいらしいです。
干して食べるのが一般的で、あまり生では食べないということですが、「食べてみたいな~」とブツブツ言ってたら、立ち寄ったレストランで出してもらえました。

生のなつめやしの味は干し柿そっくり!!
濃厚な甘さで、せっかく出してはもらったものの、一個食べたらのどがヒリヒリしてしまいました。

↓生なつめやし。皮は固いので食べない。



エジプトは日本と宗教も違えば自然環境もぜんぜん違う、となかなかのカルチャーショックで気持ちよかったです。
石の文化なので町全体が白っぽいというか、うす茶色で、そのへんはイタリアのシチリア島にも似ていました。日差しが厳しくとても乾燥している気候とかもね。