一般道に入って県道を磐梯山に向かって走る。
もうここは福島県ですぐ近くに猪苗代湖や会津若松の鶴ヶ城なんかがあるのだが、今回は方向も逆で時間の都合もあるのでそっちには行けない。
先はまだ長いのだ・・・
木立の中を進んでいくと・・・
12:00
磐梯山ゴールドライン
この磐梯山の周辺には3つの有料観光道路がありここ「磐梯山ゴールドライン」もその1つ。
あとの2つ、「磐梯吾妻スカイライン」「磐梯吾妻レークライン(レイクぢゃないよ)」
3つ合わせて通行料金が2,310円ってケッコーお高めなのだが、調べたら3路線のセット券料金ってのがあって1,900円の割引価格になるそうな。
さっそく料金所でおじさんに
「3路線セット券下さい」
って言ったら
「今日3つとも走るのかい?」
と尋ねられた。
何のことかわからずに???って顔してたら、
「明日から3つとも無料になるんだよ」
っておっしゃる。
えぇーーーーーーーーっ!!!
どうも福島に来る観光客が減ってしまったので呼び戻すための観光の目玉として今季中は無料開放するらしいのだ。
1日早くやってくれたらタダになったのに・・・
おじさんに、「どうする?」って言われたけど大阪からここまではるばるやって来て今更やめるなんて出来ないし、明日まで待てるわけがない!!!
おじさんに、「行きます!!!」ってきっぱり言い切って1,900円を(泣く泣く)払ってゲートを通過する。
磐梯山を眺めながら・・・
でもあんまり視界は開けない・・・
展望所から猪苗代湖を望む。
天気はいいけどちょっと遠くは霞んで見える。
間近に磐梯山がきれいに見えていた。
ゴールドラインの印象はちょっと龍神スカイラインに似ている気がした。
有料ということもあり道の状態は悪くなく道幅も狭いところもなく走りやすい。走りに集中したら割とスピードの出せるワインディングロードだけれど、観光道路としてはそれほど展望がいいわけでなくイマイチな感じがする。
龍神スカイラインも走るのは楽しいけれど展望が開けてるわけでなく見晴らしがいい場所はごくわずかしかない。
もっと「走れるバイク」で走れば楽しいんだろうな、きっと。
ゴールドラインが終わって国道459号線を桧原湖に走る。
12:40
道の駅「裏磐梯」
そろそろお腹も減ってきたのでここで昼食タイム。
でもメニューにあまりローカル色がなくフツーなのでざるそばを食べる。
ちなみに味もフツー・・・
なんか盛り方がビミョーなんやけど、これはそば粉配合の蕎麦ソフト。
ケッコー香ばしくてなかなかイケる味。
ただ気温+手のぬくもりがダイレクトに伝わってすぐ溶けるのが難点・・・
道の駅から更に県道64号線を北上、桧原湖の向こうには裏磐梯。
昔あった大噴火の後の荒々しい火口壁が見える。
桧原湖沿いに更に北上する。
湖岸沿いの道は気持ちよかったが・・・
だんだんと道が狭くなってくる・・・
このまま先に進めるのか???
ちょっと不安になってくる。
なんだか空模様も怪しくなってきた。
どうしよう、もう戻ろうかなぁ・・・
でもせっかくここまで来たのだからもうちょっと先に進むか・・・
少し進むと山道に入っていく。
急坂に変わってヘアピンカーブが連続していく。
振り返るとかなり登ってきている。
それにしても地元の走り屋さんか、タイヤの跡が尋常ではない数だ。
この道は、元有料道路の東吾妻スカイバレーで、そこの白布峠にあるクネクネ道の連続する「東鉢山七曲り」。
一応それなりの道幅はあるけれど、対向車がやってきたらかなり怖い状況が何度も発生しそうな道だ。
でもここを含めてほとんどクルマとすれ違うことはなかった。
やっぱり観光客が減ってるのか???
・・・
あっ今日は金曜日でまだ平日なんやね^^;
「七曲り」の頂上にある駐車場にて
峠の頂上でUターンし、再び桧原湖岸の今度は東側、県道2号線を南下する。
14:50
そして2つ目の有料道路、「磐梯吾妻レークライン(「レイク」ではない)」
あれ、湖は?
小野川湖沿いに走っているはずだから左手にあるはずなのだが・・・
「レークサイド(あくまで地元表記)」っていうのはあくまで湖沿いっていうだけなんやね。
(展望はなし・・・)
まぁ気持ちいい道であることには違いないのだけれどね・・・
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