香港に恋して(旧:にゃんこの日記)

大好きな香港を中心に健康、美容、食べ物、ひと‥何でも綴っていきます

鴻福堂のスープ

2011-01-09 | 食べる
先月の香港行きでは、出発前から若干、胃の調子が悪く、気になっていた。
せっかく一大グルメ都市に滞在するのに、思い切り食べられないのは残念極まりないではないか。

とは言え、市販の胃薬ばかり飲んでいては面白味に欠ける(?)ので、「医食同源」を試してみようと、
最近、増えてきたカジュアル漢方スープチェーン「鴻福堂 HUNG FOOK TONG」MRT油麻地駅店に
入ってみた。

どれが一番合うのか、メニュー表を眺めてみたが、お店の人に聞いた方が手っ取り早いし的確だろう。
二人いたアルバイトと思しき小姐に「胃の調子が悪く、唇も乾く‥」と伝えたところ、選んでくれたのが
「健胃 有機粟米甘筍蘿蔔素湯」つまり、トウモロコシ、人参、大根のスープだ。





普通、このテのスープは鶏や豚肉も使うのだけれど、これは「素食」だから、野菜のみ、ってことね。
飲んでみると、確かに、かなりアッサリ系。味としては、もっとコクが欲しいところだが、これで
体調が良くなるなら、ガマン、ガマン。

この店については、今まで知識はなかったが、有機野菜を使ったり、防腐剤や化学調味料不使用など、
安心・安全にこだわっているようだ(当たり前?)。





冷蔵庫には、持ち帰り用のスープパックが並ぶ。
店頭で出すスープも、これを袋ごと温めて、オーダーが入り次第、封を切り、カップに注いでくれる。





店内をアチコチ眺めながら、少しずつスープを啜っていると、小姐が、小さなカップに入った
旧正月用の「年コウ」(ニューイヤーケーキ)の試食とパンフレットを持ってきてくれた。

パンフを見ると、タロイモ入りや、ツバメの巣入り楊枝甘露味など、今風のものもあり興味引かれる。
試食用にくれたのは、ホタテと金華ハム入り大根餅のようだ。





実は以前、旧正月直前に、ホテルラウンジのビュッフェで、一番オーソドックスなニューイヤーケーキを
食べたことがあったのだが、正直あまり私の好みではなかった。
見た目が華やかではないせいか、欧米人観光客は誰一人手を付けていなかった。

でも今回のものは、金華ハムの味わいがしっかり出ていて美味!
これならパクパク食べてしまいそう。
美味しさも確認したし、お店の小姐達も親切だったので、一つ買って帰ることにしたところ、
「まだ販売時期じゃないの‥」と言われてしまった。
そっかー、まだ12月だもんな。旧正月前の宣伝だったのねー、残念。。





もし、旧正月までにもう一度行けたら絶対買うぞ~!!






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