頑張れライダくんっ！

『はぁ～い紅鈴亜たん。

いつも桜花さんのところで
見てんねんけど、一応初めましてやんなぁ？
よろしくね。

わからないことがあったら
何でも言ってや』

　　　　　




　　　　　

　ぺこりんこ





　　　　　

　うはーーーーー。かわいいわ。
さすがプーリップ界でも健康的美人で
名高いだけあるわ







『ライダくん、しっかり紅鈴亜たんのハートを
つかむんやで。
おばちゃん応援してるからな』
↑おい、いつからおばちゃんになった？

『…冗談に決まってるやろ。この若いピチピチが言うてんねんで？』

ほんとうにピチピチなら、自分で言わないと思うねんけど…。ボソッ





　　　　　

『スニもご挨拶したいねんて。
ほら頑張りや』

スニは緊張のあまり、一瞬アイが『うぐいす』に変ってます。
気にしないように。
↑ええ、いろいろアイで遊んでて、ここだけ色が違うことに
アップするとき気がついた訳では…けっしてけっして…
…違うんです…なーんちゃって




　　　　　

　スニったら気合入れておめかししたのね。
『えへへへへへ。
だって紅鈴亜たんに会うの楽しみにしてたんだもん♪』




　　　　　

『会いたかったぁ』





　　　　　

　ギュッ！！

　うぁっ、熱烈ハグだね





　　　　　

　なんかいろいろお話してて、楽しそうねぇ。







　あらぁ、おみやげをいただいたのね。
よかったねぇ
ありがとう、紅鈴亜たん





　　　　　

ちゅっ

おわっ！ハグに、お礼のキスって、
スニ、あんた何人なんだ？





……それにしても、そんなことになってると…。







　　　　　

　ほーら、ライダくんがショックを受けてるよぉ







『スニに負けてたらあかんやんっ！
ほらっ、ライダくんも強気でいくんや！
おばちゃんがついてるでっ！』
↑だから、それ、やめときって





　　　　　

　ラ…ライダくん？？？
何してんの？






　　　　　

　あああ、いきなり手を繋ぐ気かいっ！！
もう、動揺のあまり訳わからん行動に出てるな





　　　　　

　あっ、気付かれたっ！
あ？何？ドレスにゴミがついてたって？

…あかん、なにベタな言い訳みつくろってんのっ！





　　　　　

『にゃー太、こりゃあかんわ。
はじめから手ほどきしないと無理かもね』




ううう～～む。
どうなる？これから？







　　　　　

その頃のダッフィー氏。

…あっ、そのワンピはっ！！！！！





　　　　　

　ダッフィー氏は、紅鈴亜たんの補佐につけずに、
すっかりスニに遊ばれてました。



　だけどスニ、そのワンピ、そんなことしてたら、
他のみんなに恨まれるよ？



　ほ～ら、ほら、やって来たじゃないのさ、
あのお人がさぁ……。
こわっ！