『ちょっと、この窮屈な箱から
いつになったらわたくしを出してくれるのよ』
あっ、ごめん。当分無理。
いろんなことがあって忙しいのよ。
もうしばらく待って!
『チッ…………………』
バリ…バリバリバリ!
ギリ…ギリリリリリリ。
バリ。ギリリリリリ
な…なんの音?!
『待ってられないから自分から出たわ』
ひぇーーーーーーーっ?!
そんなプーリップちゃんは、あーたが初めてだよ!
『トロくさいことは大ッキライなのよね』
『ちょっとそこの、暇そうにボーーーーとしてるあなた。
この衣装って靴が履きにくいのよ、手伝って!』
あっ、ライダくんったら、早速つかまってますよ
『ありがとう、なかなか手馴れてるじゃない。
役に立つ子は好きよ』
『ぐっひゃっひゃっひゃ。ライダくんったら
また使われてるんだーー。お約束ね』
『ちょっと、そこの海賊!』
ぎっくん
『な…なんのことでしょう?!』
『シラを切っても、わたくしには解っててよ?
こっちに来なさい』
『ヴェリタスさま、なんでもしやすぜ。
肩でもお揉みしやしょうか?!』
ロ…ロバンちゃんったら、動揺のあまり海賊言葉に
戻ってるよ……
そ…その服装に合ってないからーーー!ぶはーーーーー!
『いい心がけだわ。わたくしの帽子を
箱からひっぺがして…いえ、外してきてちょうだい』
↑あれ?ヴェリタスさまも、以外と上品ではない?
『ちくしょーーーー!なんで私がパシリみたいなことを
しなくちゃなんねーーんだいっ!』
あああ、ロバンちゃん、上品に上品に…ね?
海賊臭がどんどんしてきちゃってるよ?
『おっ?!この帽子、以外といかすじゃねーか。
わたしのほうが似合うってもんだいっ!』
あああああーロバンちゃんが壊れてるーーーー
『ロバン姐さん、こりゃいい獲物ですぜ』
『このままトンズラして、売り飛ばすか』
おいおい、ライダくんまで調子に乗って、
海賊ごっこしてるんじゃないわよ!
『ふふん、なんだか楽しそうねえ。
わたくしへのあてつけはそんなに愉快?!』
ぎっくん!
『や…やべえ』
『な…なんでもお言いつけくださいやし』
『お茶でもいれましょうか?!』
『ちっ!エラそうにしちゃってさ!
チヂレっ毛のくせに………』 ボソッ。
『何か言った?!』
『いえ、なんでもありませんことよ。
オホホホホホホホホ…』 …トホホ。
『ヴェリタスさまって、りりしい
いいなぁ、こういう人って…。ポッ』
前髪をよけて、マユを見せた画像です。
……男らしいでしょ?!
斜め上部から写してるのもありますが、
想像以上に勇ましくってびっくりしてます
でもこういうキュートなお顔でもあるんですよぉ!
ただ難点がっ!
髪がチヂレっ毛…いや細すぎて、透明ビニールを慎重に外さないと、
びよよよーんと伸びて、変なクセっ毛になります。
細くて多くてクセがつきやすいって…ウィッグ交換決定です。
どんなのが似合うかなぁ?
帽子のレースもお洋服の生地も、思ったよりも
安物っぽくありませんでした。
欲をいうなら、お洋服のほうのレースも
もっと豪華なほうがよかったなぁ。
ブラウスは見せかけだけの一体化でした。
これも別なら着まわしきいたのにーー。
でも生地代や縫製の手間などでこうなったのかな?
ちょっと失礼。スカートの下はこうなってます。
シロの網タイツとパニエを穿いてますよ。
さて、ごめんヴェリタスさま。もう箱に戻ってくれる?
『なんですって!お着替えはしてもらえないの?!』
いや、ごめん。これから友人宅で串カツパーティなのよ。
行ってきま~~す!
『ちょっと!忙しいって、遊びに忙しいだけなんじゃない?!
待ちなさいよ!』
いやいやいや、遊びもだけどいろいろと忙しいのよ~ん…。
と、いうことで箱に戻っていただきました。
『もう二度と出さなくていいぜ?』
こらこらロバンちゃん、聞こえてるよ?
それにしてもロバンちゃんは、
海賊に戻る気なのかしら?!
『男らしい人ばっかりで、僕は嬉しいです』
ライダくん、おもしろい好みね………
★余談ですが、ずっと前からカテゴリー名が適当です。
gooは19項目使えるのですが、
まさか全部使うとは思ってなかったので、
整理しなくっちゃですーー。
新しい子をお迎えしずきだっての…