愚者雑記

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ヨスガノソラ-追記-

2012-08-30 | アニメ

この番組の宣伝を見たとき、「ヨスガノソラ」=「縁の空」と思い

どんなアニメなんだろう・・・と思っていた。

後からエロゲー原作と知り、これはぜひ見なくては・・・

どんだけエロいかエロさ勝負のアニメだ・・・みとどけてやるぞ!!!

ストーリーや設定が破綻しようと関係ない・・・などと考えていた。

12話見終えて「あれ~っ」(違和感)と思う箇所が二つあった。

一つは前回書いた第十話、二つ目が「ウサギのぬいぐるみ」

それ以外は「確かにエロかった」と「エロだけでいいかな」などと

思ったものだった。

(まさか「生きてる」「死んでる」という話になっていたとは・・・)

で、ふと「ヨスガノソラ≠縁の空」だったな~。

DVD/BDが発売されて「その先の空-遥かな想い(ヨスガ)」

とあるのを見て「ヨスガ=想い」だったんだと知った。

そして前回の記事を書くに至ったのだが、書くにあたり、

アマゾンのレビューやら感想などを見て、原作の内容がある程度

わかり、春日野穹編はある意味失敗じゃないかと思ったわけです。

○「ヨスガ=想い」にしたこと

TV用にこうしたのだろうと思うのだが、これが裏目にでたというか

一貫した描写がされていないように思える。

それが第十話だと思う。あと穹が自殺しようとする場面。

穹の自殺の動機(あまりにも短絡的すぎるような)

「ヨスガ=縁」として原作の要素を少し取り入れたほうが

違和感無くスッキリしたように思う。

それと、話数に制約されたことかな。全話で12話、穹編で5話

(1話7話10話11話12話)

化物語みたいに12話以降をネット配信DVD収録にすれば

きっちりと描くことが出来たと思う。

原作をよく知らないからあまりいえないのだが、私なりの解釈は

「悠(のみ)が縁の穹」と「穹+αが縁の悠」

「のみ」と「+α」だから感情にすれ違いが生じ、また恋愛感情が

絡むから拗れる。そういった兄妹の物語なのだろうと。

穹にとって悠は、唯一の縁であり愛する人

悠に愛を拒否されたら、それは取りも直さず「縁」を失くすのに等しいこと。

孤独な兄妹関係からさらに孤立することになり、結果自殺に至る。

悠にとって穹は、縁であり守るべきものまた掛替えの無い存在

その穹の自殺をとめる手立ては只一つだけだと思う。

それは、穹の想いを受け入れること。(この伏線としての第十話)

しかし、それは結果的に兄妹が世間から本当に孤立することを意味し

『In solitude,where we are least alone.』

と重なり別に悪くないと思えるのだが・・・

これぐらいのことプロが分からない筈が無い訳だから

もっと高尚な意図で制作されていてそれを理解できない私の

馬鹿な考えと笑って許してください。

ことのついでにあとひとつ

最終12話の委員長と奈緒の会話で

奈緒「そうだね・・・ハルちゃんにとってはこれからが戦いだよね」

この箇所を

奈緒「そうだね・・・だけどハルちゃんが出した答え(結果・結論)だから」

みたいにしたほうがよかったように思う。

制作側の意図を理解していないから言える事だけど。

理解できない私が馬鹿ということで納得

最後に

もし誰かこの駄文をお読み頂いた方がおられるなら、その方に一言

「駄文にお付き合い頂き感謝申し上げる」

以上



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