アサギ郷・蝶の里山

Conservation&Research
蝶の里山保全活動
信州・小諸水石蝶の里

蝶のアートビエンナーレ

2023-03-24 | イベント
蝶のアートビエンナーレ
小諸高原美術館 2023年3月15日~3月21日

蝶の保全活動を推進する糠地郷蝶の里山会主催 
全国公募のチョウをテーマに絵画・写真の展覧会を開催。



愛蝶家の夢の競演。其々のドラマを語る作品群に大盛況の展観。


杵淵辰巳(春名高原の蝶)


小泉正人(天空のアサギマダラ)


菊地英之

何れも日頃の探蝶撮影に研鑽する写真家たちの傑作
出品作を組み写真風に出品者ごとにまとめて展示したことで各自にスポットを当てることができた。


竹澤久夫(アカそばの蝶)小諸市長賞


菊地英之 小諸新聞社賞


林清弘 東信ジャーナル社賞


近藤麗子(夫婦ガジュマル)CTKコミュニティーテレビこもろ賞


柳澤敏彦 POP ART賞

写真部門においてはデジタルカメラが主流を占める近代、その技術を駆使した写真家の圧巻の作品と
合わせてスマホ撮影者の作品も並ぶ。プロ作家が快く出展して頂いた今展の成功のカギともなった。
絵画部門においてもデジタルアートの出現に目を見張った。
コツコツと日頃の観察記録を画材を駆使して描いている研究者からは批判の声もあったが、
表現の自由を考慮し歓迎しました。

蝶の保全活動を推進する立場からの研鑽の感想として
写真家は蝶の生息域の限られた場所に立ち入るとき食草を踏みつける事なく十分留意することや
想像の世界を描く画家たちも蝶の生態について研究する余地が多分にあることを認識する必要があります。
愛蝶家の皆さんのご協賛心より御礼申し上げます。

(文責・糠地郷蝶の里山会 大島康紀)





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