”スローライフ滋賀” 

びわ湖でアユ漁解禁(滋賀県)

 12月1日の朝、今シーズンのびわ湖のアユ漁が解禁された。
燃料代など漁に欠かせないさまざまな物の値段が上がる中、不安を抱えながらのスタート。

↑写真:びわ湖放送より

 アユ漁解禁日の1日。まだ暗い中、堅田漁協の今井政治さんの漁船が、びわ湖独自の定置網、「えり」に到着した。
3日前に仕掛けておいた網を上げていくと、入っていたのは無数のアユの稚魚。この時期の稚魚は、その透き通った姿から氷の魚「氷魚(ひうお)」と呼ばれる。
↑写真:びわ湖放送より

 主に養殖用として高値で取引される「氷魚」だが、滋賀県漁業協同組合連合会は今年、キロ当たりの値段を去年より400円高い4500円に引き上げた。原油価格の高騰で、船の燃料代が去年よりも上がるなど、値上げは、「漁を続けるための苦渋の決断」だという。
 心配なのは、コロナ禍で、友釣り用や料亭向けアユの取扱量が未だ回復しない中、氷魚の価格を上げたことで、びわ湖産アユの需要に悪影響が出るのでは…という点だ。

 尚、解禁初日の1日、びわ湖全体の氷魚の水揚げ量は悪天候で漁ができなかった場所があった影響もあり、平年のおよそ35%に当たる1.8トンだった。

<びわ湖放送より>
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