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【東近江・身近な昔探訪】第8回・旧八日市市金屋通りにあった「文栄堂書店」

 
 
 昔昭和年代、旧八日市市金屋通りには「文栄堂書店」があった。
旧八日市市では一番繁盛していた書店だったと思う。定期購読本の配達もしてくれ、学校の教科書販売もしていた。店先では常連客と雑誌談義がはずんだものだ。
 
 しかし、車時代の到来と共に金屋通りの客の流れが変わり、店が多くあった金屋通りから客足が遠くなって行った。
そのため、「文栄堂」もその影響を受け、店は金屋通りから新八風街道の昭和町付近の交差点辺りに移転し、書籍の他にビデオ、CDのレンタル販売もしていたと思う。
 いつ、金屋通りから昭和町付近に移転したかは既に故郷を離れていたので詳しく分からない。
また、昭和町付近に移転した「文栄堂」も廃業したのかいつしか消えてしまっていた。
写真にある「文栄堂」看板の建物は現存在しており書店を廃業したのだろう。
 尚、旧八日市市の昭和20年-40年代には存在していた他の書店も全て閉店し、数は減ったが新たな書店が営業している。正に昔は遠くありにけりである。
 
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