近江高校野球部のグラウンドに、新しいスコアボードが登場した。プロの世界に進んだOBたちが激励の思いで贈ったもの。
彦根市にある近江高校のグラウンド。ひときわ目を引くのが、幅7mほどもあるスコアボード。
近江高校からプロ野球に進んだ阪神タイガースの植田選手や中日ドラゴンズの土田龍空選手ら現役・OB合わせて10人が資金を出し合い今年3月、バックネット裏から遠隔で操作ができる新しいスコアボードを導入した。
寄贈者のひとりでセンバツ甲子園準優勝を達成した埼玉西武ライオンズの山田陽翔選手は「僕たちの頃は手ではめるスコアボードが錆びて壊れていて新しいものが良いと思っていた。夏に良いスタートが切れるように頑張って欲しい」と話している。