東近江市の「滋賀学園中学・高校ジャズオーケストラ部」の生徒たちが8月19日、東近江市市子川原町のあかね文化ホールを訪れ、同日夜にホールでのコンサートを控えた米国空軍太平洋音楽隊のメンバーと交流した。
↑写真:中日新聞より
米国空軍太平洋音楽隊はオーディションを勝ち抜いたプロの音楽家15人で編成。
横田基地(東京)を拠点にし、基地内での式典に加え、インド太平洋地域の36カ国で演奏を披露するなど国際交流にも力を入れている。
滋賀学園中学高校ジャズオーケストラ部員17人が参加し、ジャズ調にアレンジした滝廉太郎作曲の「花」を合奏。
質疑応答では「上達するには曲をよく聴き、よく知ることが大事。演奏の準備をできれば、自信も生まれる」などと実演を交えてアドバイスを受けた。
サックスの演奏を褒められた中学2年の榎(えのき)脩宇さんは「その場で初めて僕らの楽譜を見て、すぐに演奏できるのはすごい。合奏で一つになれた気がして楽しかった」と笑顔だった。
音楽隊グループリーダーのマシュー・カークパトリックさんは「音楽や楽器への興味、情熱がすばらしい。それを共有でき、いい時間だった」と話した。