6月23日(日)午前、久しぶりにかつての佐々木六角氏のルーツ「小脇郷」にある「大将宮」を訪れた。
大将宮は元佐々木氏居館があったエリア内にあるが明治42年(1909年)に阿賀神社(太郎坊宮)に合祀された後は空殿となっている。また、現在は「大将宮」の表示もない。
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大将宮
所在地 東近江市小脇町(旧八日市市)
大将宮は、明治42年(1909年)までは「大将軍」を祀られていたが、阿賀神社(太郎坊宮)に合祀され、現在は「観世音菩薩」を祀っている。
大将宮があるかつての佐々木庄の小脇は中世期、源頼朝源氏軍の譜代の将、近江の守護、観音寺城城主「佐々木六角」一族の発祥の地、「小脇居館」があった歴史的な場所であり、大将軍とは佐々木氏のことであろう。
「小脇居館」
つまり、佐々木氏を祀っていたことになる。後世、近江源氏の佐々木氏の神社は安土の沙沙貴神社となっている。
「沙沙貴神社」