県立琵琶湖文化館に寄託されている湖東三山金剛輪寺の名宝を中心に紹介する企画展「湖東三山・金剛輪寺の名宝」(滋賀報知新聞社などの後援)が開催される。
★「湖東三山・金剛輪寺の名宝」
開催日時: 11月1日(金)~12月15日(日) 10時~17時、月・火休館。11月は毎日開館
場所: 愛荘町立歴史文化博物館(滋賀県愛荘町松尾寺)
入館料: 一般300円、小中学生150円。無料入館日は、11/16, 11/17, 11/23, 11/24
★記念行事講演会
開催日時:12月1日(日) 13:30~
講師: 和澄浩介氏(県立琵琶湖文化館学芸員)
無料(要入館券)。40人。
企画展の問い合わせと講演会の申し込み: 滋賀県愛荘町立歴史文化博物館(TEL 0749-37-4500)
金剛輪寺は、奈良時代の名僧行基が開き、入唐僧円仁が天台宗の道場に改めたと伝わる古寺で、国宝の本堂をはじめ、数多くの名宝が伝わる。
一方の県立琵琶湖文化館(大津市)は、全国有数の質と量を誇る仏教美術を収集し、展示公開してきたが、2008年度から休館している。
今回の里帰り特別公開は、県内ゆかりの収蔵品に親しみ、近江文化の豊かさを再認識してもらおうと、愛荘町立歴史文化博物館と県立琵琶湖文化館が連携して実現した。
同展では、県立琵琶湖文化館に寄託されている金剛輪寺の宝物を中心に、愛荘町立歴史文化博物館寄託の宝物、さらに湖東三山最北の西明寺の宝物も展示し、湖東の奥深い歴史と美を紹介する。
<滋賀報知新聞より>