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結~つなぐ、ひらく、つむぐ~

身近な自然や社会との関わりを通して、マイペースで、新たな自分探しに挑戦しながら、セカンドライフ、スローライフを楽しむ。

国の外から日本と自分を見つめ直す(2)

2013-06-22 | ボランティア

ホムス工業専門校

 ホムスは首都ダマスカスの北160km、アレッポの南180km位置する、シリア第三の都市で、国の南北、東西を結ぶ、要衝の地である。市内をオロンテス川が流れ、絹製品で知られる。

 私の配属先は、高卒対象のホムス工業専門校(2年課程、学生数約400人、教員約70人)であり、電子、電気、化学、食品、金属加工、自動車の6科があり、2009-2010年の年間スケジュールは次の通りだった。

 First term(9/14~12/31)、First term exams(1/4~1/15)、Mid-term holiday(1/16~1/24)、Second term(1/25~5/14)、Second term exams(5/17~5/28)、Summer term exams(7/12~7/30)、New year(9/15~)。

01-2009/12/21 校門

02-2009/12/21 外塀

 1期が約4ヶ月で、2期あり、その間に約3ヶ月の休暇がある。1期と2期、それぞれの中間にもテストが実施される。約2ヶ月ごとにテストがあるという状況だ。

 化学科1年次は、約20人ずつの2クラスに分かれて授業が行われる。2年次では、LabsとTechに2分され、それぞれが3グループに分かれ、1クラス6~7人で授業が行われ、全員に卒業研究が課される。火曜日の午前中、Techグループ2年次は全員、工場での実習に出かける。

 機器分析室では、日・月の午前中、火・水の午後に授業が行われ、その間だけ教室が開放される。それ以外の日時・時間帯は、立ち入りできない。3ヶ月の長期休暇中も同様である。

 化学科2年次・機器分析の授業では、1クラス10人前後の生徒に、はじめに、教師が講義を行い、生徒は教師の口述をまるごと書き留める。次に別の教師が機器の前に立ち、全員に実習方法を説明する。その後、生徒が一人ずつ機器を操作し、測定結果を記していく。実習を終えた生徒は、携帯の電卓機能等を用いて計算し、グラフ化の処理を行う。講義や実習担当教師以外に、機器の管理と実習の準備や片づけを担当する職員がいる。

03-2010/02/14 教師の口述を書き留める

04-2010/02/14 機器を操作し、測定結果を記す

05-2010/02/15 測定結果を整理する

06-2011/04/10 機器室教員


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