雪残る頂き一つ国境 正岡子規
国境は、この句のみからは、どこの場所とも特定しがたいが、それが、却ってどこだろうかと知りたくなる好奇心を湧かせるから不思議だ。国境に屹立して見える雪の残る頂。ここより他国に入るんだという思いで振り仰ぐと、雪の頂が燦然と輝いて見えるが、国境のさびしさも隠しえない。
雪残る頂き一つ国境 正岡子規
国境は、この句のみからは、どこの場所とも特定しがたいが、それが、却ってどこだろうかと知りたくなる好奇心を湧かせるから不思議だ。国境に屹立して見える雪の残る頂。ここより他国に入るんだという思いで振り仰ぐと、雪の頂が燦然と輝いて見えるが、国境のさびしさも隠しえない。