望の富士山22

背中にデジイチ、ポケットにコンデジで富士を追いかけています。

R5.8.5 久しぶりの瑞牆山は超~きつかった(゚Д゚;)

2023-08-06 18:00:06 | 山歩き

先週の大菩薩レポに「この夏はコロナ以降中断していたデカい山へ。小屋泊まりをしたい」と書いた。8月初旬に〇〇小屋に電話をしてみたところ、予約でいっぱいとの返事。夏の山小屋は予約が難しいと再認識したが、コロナ前はどうやって予約できたのか、思い出せない。

そこで、今回も標高の高い所へ行き、タント寝できるポイントを探すことにした。過去レポを見ながらH30年7月以来、みずがきやま自然公園でタント泊、早朝から瑞牆山へ登れば多少は酷暑を回避できるだろう。

金曜はシャワーを浴びて17時過ぎに出発。出発時点では荻上チキsession、を聴きながらの運転だった。中央道に乗り、石川PAに寄り道し、その後はエリアフリーで日ハム対ソフトバンクに切り替えて運転を続けた。八王子料金所近辺でやや混んだものの、その後は順調。初狩PAで野菜炒め定食の夕飯、さらに先へ。高速料金を少しでも節約しようと須玉ではなく韮崎で降り、宿泊ポイントを目指した。カーナビ任せで走っているので、位置関係は良く分からないが、韮崎からはかなりの距離があった。

雷が光った(音は聞こえなかった)、出発前に午後は山沿いで雷雨ありとわかっていたが、夜もなのか~

そして、ソフトバンクが圏外になって野球が聴けなくなったりと、色々ビビりながらもどうにか20時半頃に駐車場へ到着できた。先客は5,6台といった感じ、数十m先のオートキャンプ場にもそこそこ停まっていた。車の外へ出るとイイ感じに涼しい。さすがは標高1455mだ。よしよし、イメージ通りだぜ。※上の文章はH30年のものをコピペ、ほぼ同じ状況だった。

自宅を出発する際にはTシャツとユニクロ半パンだったが、山用の長袖に着替え、階段を上ってトイレへ。ここは前回と変わらず、キレイだった。

タントに戻り、シートを倒し、寝る準備だ。予想通り寝袋は要らない。マットにタオルケットで十分だ。翌朝は4時にアラームをセットして、20:55に横になった。※これは先週のコピペ

数cm窓を開けて外気を入れたが、快適な気温でアラームが鳴るまで熟睡出来た。

空は曇りがちだが、月齢18のやや欠けた月が見えていた。ウィンドブレーカーを羽織り、トイレへ。

戻ってから、コッフェルでお湯を沸かし、野菜スープを作った。前日に自作してきたおにぎりで朝食。冷たいウーロン茶で流し込んだ先週の反省を活かしている。うん、温かいものと一緒だと美味しく食べることが出来た。

山の準備をしながら、お腹が動くのを待った。少し信号がなったので、再びトイレへ。その前にこの時間の様子をパチリ。

男性用個室は水洗和式だが、多目的は洋式だ。少しの出だったが、良しとしよう。

階段からスマホでパチリ。タントは右から3台目。前日夜より増えていた。

タントに戻る時に隣の男性が色々と準備をしていたので、「岩登りですか」と声をかけた。

「ここにはイイ岩が沢山あります」と笑顔で答えてくれた。

タントで十分弱、

タントで数分の瑞牆山荘へ移動。山荘脇の駐車スペースは3台のみ。さすがに5時頃なら問題無かった。

車内で着替え、体操などを済ませて5:23に出発。

この時間に聴きたいラジオ番組は無かったので音無し、一応クマ鈴を鳴らしながら歩くことにした。

この登山口は懐かしいなぁ

このCTで行けるはずはない。

着替えているときに隣の車から2人出発していったが、私が歩いている間は誰にも会わなかった。この時間はまだ薄暗く、懐かしさを感じながら歩いた。

5:42 林道へ

この大岩の近くで前を行く夫婦を抜いた。私にしては珍しい。

5:53 最初のビューポイントへ。懐かしい~

スポドリを飲んで一休み。勿論デジイチタイム!

この晴れが続くと良いなぁ

夫婦が追い着いてきた。奥さんは既にヘロヘロ。上まで行けるのかな~

リスタートして数分緩く登ると、富士見平小屋が見えた。

そうそう、ここにもマルバダケブキが咲いているんだよね。

勿論水場へ。先客のソロ男性が水を汲んでいた。カモノハシに入れていた水道水を捨て、カモノハシに目いっぱい入れた。一気飲みした。美味しい(*^-^*)、先ほど飲んだスポドリはほぼ常温だからね。後から考えれば、粉だけ入れておいてここで冷たくて美味しい水を汲めば良かったのだが、数年ぶりだと忘れているものだ。

数十m先の富士見平小屋へ。6時過ぎで、数人が朝食中だった。

ここからの瑞牆山山頂までの標高差を見ると簡単に着けそうだが、甘くないことは分かっている。

パンを食べてエネルギーをチャージ。

天鳥川へはアップダウンもある・・・ことはすっかり忘れていた。最後の下りしか覚えていなかった。

展望が良い所で若者が休んでいた。

6:55 天鳥川

注意して水面から出ている岩の上を通れば良かったのだろうが、思いっきり靴を濡らしてしまった。ゴアテのお陰で大丈夫だったが。

そうそう、桃太郎岩も懐かしい~

以前はここを通れたのかな。5年前のことは思い出せなかった。

台風の影響なのか?

真新しいクサリが付けられている。上りではそれほど要らなかった。※5年前は左のロープは無かった(画像)

そうそう、キレイな階段があるんだ。

時々設置されているピンクテープを頼りに先へと進んだ。数回抜かれたが、いつものことだ。

7:16に最初の降りてくるハイカーと出会った。彼は日の出の頃に歩き出したのだろうか。その先でも次々に会うようになる。

2つ目の大岩

花期は終わっているが、シャクナゲロードを進んだ。

クサリ場が連続!

降りてきたハイカーの一人はヘルメットを被っていた。「岩登りですか」と問いかけると「いや普通に山頂まで行っただけです。最近被っている人が増えたので」との返答。自宅にあるヘルメットはなかなか使うチャンスは無いな~

数回ドリンク休憩、塩飴を数個舐めながら進んだ。

ここを超えるのはかなり苦労した。

キケン」通れないところが数カ所あった。

ブラシのようなヤマブキショウマがちらほら。このコースでは殆ど花を撮れなかった。

数回ピンクテープを見つけられずどう進めば良いか分からなくなった。それぞれ上、下から到着したハイカーに倣って進むことができた。あぁ情けない(+_+)

これはそのうちの一つかな

ちょっと登山道から外れたところで展望が開けた。

8:07 んん、あれは白山岳の尖がりではないか!

大ヤスリ岩。懐かしい~

8:18 その少し先、ちょっとコースを外れた所でまた展望が開けた。

おぉ大雲海だぁ、そして南アルプスぅ

無雪期はわかりにくい・・・調べたら書きます

北岳、鳳凰???

甲斐駒

私に気付き、コースを外れて近寄ってきた方が「あれは富士山ですね?」と尋ねてきた。彼に近寄って確認し、「あ、そうですね。教えてくれてありがとうございます」と答えた。彼が見つけなかったら気づかなかった。

リスタート。まだまだ大変だ。

またクサリ場

のペンキも薄くなってきた。

あとちょっとで山頂

そうそう、このハシゴも懐かしい。

9:10 瑞牆山山頂へ! 今日は5:23発なので3H47Mかかった訳だ。

3年前は5:05発で8:41着。3H36M。その6年前は5:44発で8:21着。2H37M。う~ん、順調に遅くなっている( ̄。 ̄;)

写っているように十数人のハイカーがそれぞれ撮影したり、食事をとったりしていた。今日も瑞牆山山頂は大賑わいだった。

邪魔にならない所にザックを置いて、身軽になった。デジイチタイム!

先ずは富士を・・・先ほどもそうだが、雲隠れしそう

大ヤスリ岩を見下ろす

南アルプス

ずっと右側に八ヶ岳。赤岳付近は良く見えていた。

ずっと左側へ移動し、金峰山。今回大弛峠から金峰山も候補にあったが、瑞牆山を選んだ。また行きたいね。

五丈岩! 多くのハイカーが写っている。

数分間タイミングを計っていたが、女性ハイカーにシャッターをお願いできた。

木陰へ移動してランチタイム。マグカップを忘れた先週の大菩薩の反省を踏まえ、今日は持ってきた。3個入りを買ったので、先週と同じこれだが、容器が丁度いいとずっと食べやすかった。

食事中にガスが出てきた。これ以上撮影を続けても仕方なさそうだ。

9:50下山開始。往路を戻る際に数人のハイカーが登ってきて、数人のハイカーに抜かれた。まぁ帰りもこんな感じだろう。

この通り何も見えない。この後、数多くの登ってくるハイカーと出会ったが、キツイ登りの後、何も見えなかったら、報われないだろうなぁ

どうやって降りようか。上りよりも下りの方が神経を使った。

数か所で渋滞(^_^;)

行きは大変だが、下るのも大変だ。時々YAMAPを見て、まだこれしか降りていないのかと悔しく思ったりした。その一方で登ってくるハイカーに「山頂はまだですか」と尋ねられ、「まだまだかかります。頑張ってください」と答えたり、2人目には「上はガスっていますか」と尋ねられ、「9時頃は良かったのですが、段々ガスが出てきましたね」と答えたりした。

ガスが出て、展望は厳しくなってきたが、気温はそれ程上がらず、コンディションは楽だったのかもしれない。

場所は特定できないが、どうやって降りようかと迷っていた時、下でこちらをじっと見ているがっちりした男性に気付いた。彼は近寄ってきて手を差し伸べ、降りるのを手伝ってくれた。もう20年近く登山を趣味にしているが、こうして助けてもらったのはあまり記憶が無かった。彼は颯爽と上へと登って行った。

この可愛いい黄色いお花は? キンレイカと教えていただきました。<m(__)m>

クサリ場。下の若者たちに「慌てないでイイですよ~」と励ましてもらった。余程危なっかしく見えたのだろう。

大分疲れており、どこかで休める場所を探していた。キレイな階段を下った少し先、座れるところを見つけ、アミノバイタルをチュルチュルした。アミノ酸で元気が出たかな~

クールコアタオルを濡らした。(*^-^*)

12:01 天鳥川。顔を洗った。気持ちよかった~

ここで先ほど助けてくれたがっちりした男性が追い着いてきた。挨拶すると「午後から雷雨と予報がでています。早く戻らないといけません」と話し、あっという間に先へと進んでいった。

疲れているとここの上りがキツイだよな~。ここで降りてくる、つまり瑞牆山へ向かう様子の女性ハイカーに出会った。今から登ると山頂に行って戻ってくるときに雷雨なんてことはないのかな。ちょっと心配だった。ところが、その先でも合計3組のハイカーと出会った。いくら何でも遅くないか~

12:30 富士見平小屋。大勢のハイカーで賑わっていた。

ここで一休みしようか数分間迷ったが、先ほどの方が話していた午後から雷雨が気になり、先へと進むことにした。

数分後、5:53最初のビューポイントのベンチで先ほどのがっちりした男性が休んでいるのを見つけ、3度目ですねと挨拶して話しかけた。「健脚ですね。高い山へ登りましたか」と尋ねると「富士山に8回登りました」と予想以上の返答。助けてもらった時間などは覚えていないが、あの後山頂を往復して天鳥川で追い着いてきたのだから、体格通りの健脚なのだろう。

ブログに書く許可をもらい、イニシャルを教えてもらった。YKさん。YAMAPもやっているが、レポは書かないで見るだけとのこと。拙レポを見てくれていますか。

ここのベンチでパンを食べてリスタート。この先は難しい道ではないが、女性2人組、夫婦に抜かれた。もうへとへとだった。

13:23 瑞牆山荘。ここでYAMAPの記録を止めた。9:50下山開始なので4H33M。登りよりも時間がかかるとはね。いやいやホントに超~きつかった(゚Д゚;)

ここで増富の湯の割引券があるはず・・・ガーン

茶褐色の温い湯が楽しみだったのだが、予め調べることはしなかった。

車に戻り、汗びっしょりのウェアを着替えようとしたが、ふと思い出した。百楽泉は韮崎ICの傍だ。それほどかからないのではないか。汗びっしょりのウェアを脱いで着替えると汗くさいままだ。ベストだけを着替え、通気性のいい長袖シャツはそのまま運転することにした。

百楽泉はカーナビに登録してあったので直ぐに分かったが、ここから35㎞もあり、到着するために45分以上かかるではないか。

radikoは入らないので、カーラジオを点けた。文化放送は聞こえなかったが、YBSにあわせるとロンブー淳ニュースクラブがやっているではないか。そうか、山梨でも聴けるのか。

運転開始して20数分で増富温泉郷は到着し、ここで日帰り温泉を探そうかとも思ったが、面倒なので先へ。茅ヶ岳広域農道などを使って百楽泉に着いたのが、14:20頃。ところが、ここも休館中。上のリンクにあるように8月11日まで機械設備工事中とのこと。土曜だから絶対営業中と思い調べなかったので、これも失敗に終わった。

数分前からエアコンを付けて運転しており、高速に乗ってからトイレなどで着替えれば良いかと諦めて帰ることにした。

ナビを自宅に設定すると韮崎からのルートが出ると思いきや、双葉SAにスマートICから入るルートが表示されたので、それに従った。交通量の多い道を数分進むと、湯めみの丘の大きな看板が目に入った。(地図)これ幸いと寄って行くことにした。

駐車場はそこそこ埋まっていたが、軽のみと表示に従って進むと狭いが屋内に停めることができた。これは有難い。小一時間でも暑い屋外に停めておくよりずっと楽だ。

増富の湯に入るつもりで用意していた着替えなどを入れた袋を持って館内へ。入浴料金500円と超リーズナブル(^^♪

土曜日の午後でそこそこ混んでいたが、頭と身体を洗い、露天へ。露天は4,5人でいっぱい位の大きさだが、それなりに風が通り、湯音もそこそこで快適だった。この時間はかすんでいるが、南アルプスや八ヶ岳も見えていた(こちら参照)

ノンビリしていたい気持ちもありつつ、この後の帰りを考えて長湯はしなかった。一気に帰ろうとも思ったが、ついつい食堂へ。チャーハン550円を注文する間に速報をアップ。チャーハンはそれなりのお味だったが、十分だ。

眠気予防にカフェインが入っていそうな缶コーラを購入した。この発想は身体に悪いなぁ。

タントに戻り、今度こそ帰路へ。食事中にチェックしていた日ハム対ソフトバンク(結果)を聴き始めた。運転開始直後、4回裏に清宮のタイムリーなどで6-2のリード。解説のガンちゃんも饒舌だった。

双葉スマートICから大混雑の双葉ICを通過して中央道へ。数分間は順調、今日も小仏渋滞になるだろうから上野原までは高速で行こうと思っていたが、それは甘かった。「大月から相模湖まで渋滞〇㎞」との表示が出たのだ。順序は前後するが、伊藤大海がKOされ、後続のピッチャーが滅多打ちにあい、大量点をとられる様子を聴きながら、大月で降りた。

こういう時は高速の渋滞を回避するために下道も混むことは経験からわかっていた。この日もその通りになった。あちこちでプチ渋滞。ちょっと休もうかと思っても、コンビニの駐車場に入れない有様(゚Д゚;)

ようやく相模湖手前のセブンでトイレ休憩。ついでにアイスを食べた。この発想は身体に悪いなぁ。

野球中継を諦め、radikoタイムフリーで先ほどは雑音交じりだったロンブー淳ニュースクラブを聴き直しながら運転を再開した。相模湖付近の渋滞を抜けると比較的流れ、高尾までは割と順調だった。

それも長くは続かなかった。八王子まつりで20号が通行止めとの表示が出ていたのだ。恐らくはそのために脇道へと進んでいる車の列の後に着いた。一旦コンビニの駐車場に停めて、カーナビをセットし直してリスタート。これが失敗だった。八王子ICから中央道に乗るように案内が出ており、それに従って運転していたのだ。セットする際に一般道優先にしていなかったということ。疲れているとこういうミスをしてしまう(+_+)

帰宅できたのは19時過ぎ、高速を使ったのに6時間弱かかった訳だ。先週に続き、今回も帰りの運転がホントにキツかった。

こちらもご覧ください。

YAMAP 山域別(奥秩父)



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