今回イワウチワを見に行こうと思い立ったのは掲示板にHgさんが貼ってくださったこの画像が引き金だ。この可愛いお花を是非見たくなった。
色々とググってみると鉄五郎新道なら簡単に見つけられそうだ。その中で一番わかりやすかったレポ「ゆきえの登山日記」をプリントアウトした。以下☆と表記する。
また、エアリアには鉄五郎新道は載っていなかったが、奥多摩東部登山詳細図にはバッチリ載っていた。それに登山届を用意すれば準備OK!
奥多摩駅から歩く際にはバスの時刻にあわせなければならないが、鉄五郎新道は古里駅から歩き出せるので、それほど時間に制限はない。国分寺6:08発、古里駅7:27なら丁度良いだろう。
当日は4:30に起床。朝食とトイレを済ませ、余裕をもって国分寺に到着できた。
立川で乗り換え、青梅線へ。いつも通り周りはハイカー率が高い。この電車は古里まで乗り換えなしだ。
古里駅到着の5分前にアラーム(バイブ)をセットして
(-。-)y-゜゜゜
「お客さん、起きてください!」
(*_*; 係員さんに起こされた。
この電車は前方4両が奥多摩行き、後方6両は青梅止まりだったという訳。立川始発の電車ではそんなことは無かったので、すっかり油断していた(;^ω^)
数m移動し、奥多摩行きへ乗り込んだ。
まだ30分程あるので、もう一回寝ようと試みたが、さすがに今度は寝付けない。
アラームを鳴らす必要もなく、ちゃんと古里駅で下車することが出来た。
古里駅では私の他に十人ほどが下車。恐らくイワウチワ狙いの方が多いのだろう。
この駅は無人駅だが、登山届を出せることは☆に出ていた。
イヤホンで堀尾さんの声を聴きながら歩き出した。青梅街道を右へ。
この付近の桜はまだまだ見事!(古里駅の標高が291m)
向こうに見える円錐型のお山は・・・
☆に従って、ここから細い道へ。
前方のベテランさんも鉄五郎新道とのこと
☆にあった公衆トイレ。小を借りた。水洗で清潔(^^)/
正面は町営小丹波駐車場。乗用車は1日700円
トイレに寄っている間に5,6人に抜かれたが、まあイイ。今日もノンビリ行こう
寸庭橋を渡る。
ここが登山口のようだ。ステッキとクマ鈴を出し、スパッツを履いた。
沢の左側を進む。今シーズン初のミツバツツジを発見したが、ここは日陰でうまく撮れなかった。
薄暗い植林帯の中を進む。
最初の橋を渡る。
二番目の橋。ここを渡ってはいけない!
☆に書いてある通り、左側の道を登る。
数分後、民家に通じる橋があるが、それも渡らずに上へ
こうして☆に出ている画像と見比べながら慎重に・・・
20分程平坦な道を進むが、何時までたっても登り道にならない・・・
間違えた?
分岐を見落としたのだろうか・・・
往路を数分戻ったところ、年配の夫婦がやってきた。彼らはここを歩くのは数年ぶり、でも、ここを道なりに歩けば良いという。
なんだ取り越し苦労だったか(*_*;
ラジオを切って彼らと一緒に歩くことにした。
※ 後で彼らが神奈川県大和市から来たことを聞いた。これ以降大和のご夫婦とする。
大和ご主人の言うとおり、しばらく進めば登りになった。
ジグザグにつけられた快適な登山道を進む。
ここのミツバツツジは日が当たり、うまく撮れた。
この付近は日が当たり、暑い程だった。
☆に出ていたキャンプ場への分岐を発見。ここはスルー
8:44 金毘羅神社へ到着。
先ほど駅で見かけた壮年男女のグループが丁度出発するところだった。
大和さん達もここで一休みするそうだ。奥さんがここから先が急登になると教えてくれたので、私もオニギリを食べてエネルギーをチャージ!
『滝見台』の表示を見つけたので、デジイチを持って行ってみることにした。
ここにお社があった。
でも、滝はどこだろう・・・
少し下に赤テープがあり、そこまで下れば見えるのかもしれなかったが、ちょっと怖そう・・・
大和のご主人も追いついてきたが、ここからは滝は見えないとのこと。無理をするのは止めた。
んん、
ヒカゲツツジじゃないか~。ネットで画像を見たことはあったが、現物は初めてだ。これはラッキーだ。
(すぐに名前が分かったのは☆に書いてあったから)
この頃、麦わら帽子を被った男性が追い付いてきた。『御岳山自然ボランティア』(だったかな)の腕章を付けていた。この付近の道標が壊れていないかチェックずるために歩いているとのこと。
彼はここへ来るのは初めてらしく、彼も滝がどこで見えるのかは知らないとのこと。
ここのミツバツツジはイイ感じだ。よ~し、デジイチタイム!
ふと気づけば大和のご夫婦、麦わらさんももう先へ進んだようだ。ま、イイかノンビリ行こう。
ここからまた登りになるんだよね。
「お~い、咲いてますよ」
ご主人(麦わらさん)の声だ。
なんだこんなに近かったのか!
これがネットに出ていたイワウチワ保護地の表示。
これは通せんぼだろう。これ以上近づくなってことだ。
コンデジでは無理。デジイチタイム!
この付近は暗いためシャッター速度を稼げない上にそこそこ風が有り、花が止まってくれない。
うわ~難しい!
風が止まるのを待ってパチリ。
Hgさんの掲示板には群生地は複数あると書いてあったはず。ここは諦めて、上に行くことにした。
するとほんの数m上でも咲いていた。
今度はコンデジマクロで
リスタート。う~む、確かに急登になってきた。
あちこちにミツバツツジ
休憩中の麦わらさんに追いついた。私もここでペットボトルのお茶を飲み、チョコをかじってエネルギーをチャージ。
リスタート
おいおい、なんだこりゃ
9:50 んん、ここは・・・
群生してる~!(^^)!
コンデジマクロ
デジイチ
後ろからソロ男性が二人、男性二人組(だったかな)が追い付いてきたので、場所を譲ったりしながら至福の時を過ごした!(^^)!
もうお腹いっぱいだ。先へ行こう・・・
デジイチをしまう前にミツバツツジもパチリ。
10:05 リスタート
んん、さっきの方だ。あの辺(道の左側)にも咲いているのか。
近づいてみると、先ほどに比べ大したことはなかった。
道の反対(右)側にまた表示があった。
数分前の群生を見てしまうと、これも大したことないと感じてしまう。ホントに贅沢なものだ。
体験してみてよくわかったが、大和の奥さんが話していた急登はここからだった。
傾斜が緩んだ。ペットボトルのお茶を飲んで一休み。いやいやホントにキツイ!
まだまだ続く急登
10:32 お、ようやく・・・大和のご夫婦ともう一人(この方は多摩市にお住まいとのこと)が休んでいた。
彼らが数年前に歩いたときに比べ、この鉄五郎新道は整備されて歩きやすくなったが、イワウチワの数はずっと減ってしまったという。
広沢山からは先ほどまでの急登が嘘のように楽ちんルートになった。
3,4人に抜かれた。
20分ほどで何やら建物が見えた。近づくと巨大な電波塔だった。
電波塔の右側につけられた急登を進む。結構滑りやすいので、雨の後は厄介だろう。
この先が大塚山。ベンチが有り、十人ほどが休憩中だった。
大和の奥さんに大塚山から丹三郎尾根で下山すると快適という情報をもらった。今朝提出した登山届では御岳山ケーブル下の舗装道を下る予定だったが、彼女のアドバイスに従うことにした。
御岳山を目指してリスタート。
奥の院が見える
御岳の集落も
富士峰園地との分岐へ出た。大和のご主人がここにカタクリが咲いていると教えてくれた。
コンデジ
デジイチ
大和のご夫婦に望の富士山名刺を渡し、ここで別れることにした。
いろいろ教えていただき、ありがとうございました。
後編へ続く
アカヤシオも見たことが無いのですが、今秋、来週と土日は仕事なんです。またいつの日かと思っています。
ヒカゲツツジを初見だったとは、きれいな色ですよね。
次はアカヤシオですね・・・でも今週末は天気悪そうですね・・・
ええ、テンション上がりまくりでした。
雲海や焼けと富士を見た時と同じくらいだったのではと思います。
相変わらず頑張ってますね
イワうちわは1輪か2輪しか見たことが無い憧れの花です
こんなに沢山見られたなんて、本当に至福の時間でしたね