こう見えてワタシ、よっぽど疲れ果ててバタンキューzzz。。。
でない場合は寝る前に必ず読書しておりますのです。
最近読み終えたこの本
グルーヴばりばりのファンクも、熱いロックも、
スイング感いっぱいのジャズも、色々好きなんですが
高校生の頃友達の家で聴いたECMのアルバム
(誰のアルバムだったかな~。。。Bassのエバーハルト・ウェバー?)
モノクロのシンプルなジャケットとシンクロするような
クールでクリスタル、でも不思議に暖かさも感じるようなサウンド。
派手さはないけど自分の内面に浸み渡ってくるような感覚は今でも忘れられません。
プログレが好きだ、というところにも繋がると思うんですが
音を聴いいていると色んなイマジネーションが浮かび上がってくるんですよね~。
あれは1979年でしたっけ、「ECMスーパーギターフェスティバル」で観た
パット・メセニー、エグベルト・ジスモンティ、ジョン・アバークロンビー
にはホントにヤラれてしまいました
感動~~~でした!
そして1990年頃に当時お台場にあったライブハウスへ
ラルフ・タウナーを観に行ったときは何とかぶりつきの最前列
レコードで擦り切れるほど聴いたあのサウンドが
目の前で再現されて卒倒しそうでした。
(その感覚が忘れられずそのあと1~2年してラルフ・タウナーが
再来日したときも最前列でかぶりつきました!)
そんな思い出がどんどんこの本を読んでいるうちにこみ上げて来ました。
またこの本の中に登場する丸茂正樹さんという方、
渡辺香津美さんのレコード制作をずっと担当されていた方なのですが
ワタシが30年前に関西から上京するキッカケとなった
「今田勝&NOWIN」というバンドの担当者でもあったんです。
当時、東京に出て来たばかりで音楽の仕事もほとんどなく
ギタープレイもまだまだ稚拙だったワタシを何かと気にかけてくれて
レコーディングの時も色々お誉めの言葉やアドバイスをしてくれ
勇気づけてくれたりしてホントにお世話になりました。
その後、色々スタジオの仕事とかもするようになり
丸茂さんの会社のレコーディングスタジオで偶然お会いしたりしたのですが
その時も「古川くん、これをぜひ聴いてみてください。」とおっしゃって
香津美さんのニューアルバムをくださったりしました。
10年前に残念ながら亡くなられたのですが
その丸茂さんがECMレコード日本発売の担当者でもあったコト
この本で初めて知りました。
それを知っていたらもっと色々お話したかったな~。
このBlogを書いていて思いました。
前述の通り、ワタシが上京してから今年でちょうど30年。
しかも引っ越ししたのはたしか2月。
まるまる30年。。。
長いようで短かったような。。。
でもやっぱり長かったかな(笑)
丸茂さんに限らず、その間に出会いお世話になった
色々な方々にあらためて、感謝ーーーーー、ですm(_ _)m