上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

鍋倉山(山スキー 今日も吹雪)

2012年02月26日 | 山2012
 鍋倉山のブナ林                         


【山 名】鍋倉山 1288.8m(長野県)
【日 程】平成24年 2月26日(日)
【同 行】多
【天 候】吹雪
【ルート】松井田6:00===8:10温井集落登山口:50---11:10鍋倉山頂---ルートミス---11:45鍋倉山頂---13:10P
【行 程 L=7.5km +-1280m 行動時間4:20
【地 図】ルート図はこちら
【温 泉】湯滝温泉 400円


 昨日は暖かい天気で平地は雨。今日からは低気圧が太平洋側に抜けて再び冬型。日本海側は大雪が予想される中、日本海側に近い野沢温泉の北、鍋倉山に行って来ました。
 上信越自動道を走り始めた頃は、南に八ヶ岳も見え何とかなるかと楽天的な見通し。しかし、北に進むに従い案の定、天候は悪化。飯山に着く頃には雪が降りしきっておりました。


 


 正に雪国といった風景の温井集落の外れ、除雪終了地点が登山口である。こんな天気にも関わらず先着の車が2台。出発をためらっていると次から次と車が到着してきた。ここも先週の東谷山同様、山スキーヤー人気の山になってきたようだ。


 


 いつ迄も決断しないわけにもいかず、気は進まないものの歩き始めるが見通しはスコブル悪い。おまけに雪は湿っており最悪のコンディション。しかし、体調は良い。何時も一汗かくまで気だるい感じが抜けないのだが今日は天候に反して最初から順調なのである。


 


 そんな訳で、例によって先行するグループを次ぎ次と抜き去ってしまった。


 
 小屋1階部分は完全に雪の中


 小屋を過ぎるとブナの純林が始る。残雪期や若葉の頃はどんなに美しいだろうかと思いながら登る。


 


 しかし、順調に頂上まで来たものの何も見えない。強風に休む間もなく下山を開始するが、ホワイトアウトして目標も無い滑降。何も見えないので自分が動いているのやら地面が動いているのか、はたまた、止まって居るのか滑っているのか解らなくなってしまった。何とも言いしれね気分。子供の頃から乗り物酔いをする自分は、平衡感覚を失いめまいがし、気持ちが悪くなってしまった。
 少しすべり、心配になってGPSを見ると、慎重に登って来た尾根を下ったつもりが120度位違う尾根を150m程下ってしまっていた。滑った方向と登って来た方向とは「ハ」の字に広がってしまった。見えないとは言え、とんでもない方向違いだ。


 


 山頂付近は平なため、少し方向を間違うと大変なことになる。シールを貼り直し滑ったところを登り返し事なきを得たが、山をナメテはいけないと改めて思った。
 無事、予定のルートに戻り少し重い雪であるが改めて新雪を滑走開始。

 
 

 ここからは一挙に駐車地点までスラロームと思いきや、抑えが効かない脚は転倒を繰り返すばかり。登りばかりで無く、下りも難儀な山行となってしまった。(スキーがヘタクソであることに今頃気づいた次第)


 


 天候は悪かったものの、ブナ林の間を縫う滑走は魅力的で晴天時にもう一度来てみたい所である。



 新年山スキー5回出動し、4回悪天候
 以前は晴れに恵まれていたような気がするのですが
 粘り強く晴れを待つしかないようです
 
 そんな訳で ボタンを押して頂けると嬉しいデス



 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
宮ちゃん 様 (noyama)
2012-03-09 20:01:28
 始めまして 今晩は
 拙ブログ御訪問ありがとうございます
 スキーとスノーシューの4人組良くおぼえております
 当方下山時に方向間違えたり、ビンディングにトラブルが発生し少々難儀をしておりました

 「山と酒と食べ歩記」楽しそうなブログですので度々訪問させて頂きます
 
 今後とも宜しくお願いします  
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寒かったですね。 (宮ちゃん)
2012-03-07 22:57:43
同じ日に行き会いました同県グループ4名です。三角小屋と一緒に撮っていただきありがとうございます。(^_^)   今シーズン鍋倉は2回目でしたが、またまた真っ白な山頂でした。ヤフーブログしてますので暇な時にでも遊びに来てください。
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